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IT業界転職支援エージェント リーベル

IT業界転職支援エージェント リーベル
IT業界転職支援エージェント リーベル
IT業界転職支援エージェント リーベル
— Special Interview —

キャリアの掘り下げ
によって
新たな方向性が見えた

利用者に聞いた
リーベルの転職支援サービス

株式会社リーベル
鈴木裕行
転職活動中
太田さん
インタビュアー 大瀧 亜友美

IT業界での経験が長くなると、スキルも身につき次のステージに進みたいと考える人も多いのではないでしょうか?

現在、世の中には多くの転職サービスが存在しています。なかでも転職支援エージェントは、転職のプロであるコンサルタントが活動を支援してくれるため魅力的ですが、実際の手順や流れがわからず踏み出しにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、IT転職エージェント・株式会社リーベルの鈴木さんと利用者の太田さんにご協力いただき、同社サービスを利用中の方にインタビューを行ないました。

※お話を伺った太田さんですが、現職との兼ね合いから、写真や本名を伏せることを条件に取材をさせていただきました。また、同じ理由から情報を一部加工しております。

面談予約をする

お話を伺ったのは、リーベルを利用中の太田さん(仮)。実際に利用した感想や詳しい内容を教えていただきながら、エージェントを利用するメリットを探っていきます。

    今回はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。鈴木さんもセッティングありがとうございます。

鈴木さん こちらこそありがとうございます。

太田さん よろしくお願いいたします!

    まず、転職するきっかけをお伺いする前に、今回なぜリーベルさんを利用することになったのか経緯をお聞かせいただけますか?

太田さん 友人に勧められたのがきっかけです。正直に言いますと、最初はエージェントにいいイメージを持っていなくて…。今回、2回目の転職なのですが、1回目にリーベルさんではない他のエージェントを利用したことがあり、自分には合わないと思ったのです。

    具体的にはエージェントのどんな部分が合わないと思いましたか?

対談インタビューの写真

太田さん 一方的に大量の企業を紹介されたことが、自分には合わなかったと思います。一度に60企業ほど紹介されて、「ここから20社選んでください」と言われたのですが、どう選定していいのかわからず戸惑いましたね。

そんな経験からエージェントに苦手意識を持っていたのですが、エンジニアの友人が以前に使って対応が良かったエージェントがあるからと紹介してもらいました。

始めは迷ったのですが、やはり29歳という自分の年齢と、次が3社目の転職先になることから、第三者のアドバイスも聞いたほうがいいかなと思い利用してみることにしました。

    確かに30代に向けて次の転職先はかなり慎重に決めたいところですよね。

太田さん はい。インターネットで簡単に面談予約ができるのも助かりました。現職の業種や年収などを記入するだけでよかったので、1~2分程度で必須項目の入力が完成しとてもラクだった印象があります。

また友人から履歴書や職務経歴書も一緒に送るとスムーズだと聞いていたので、制作が途中の状態のものでしたが添付して送ってみました。

    お問い合わせの段階で履歴書なども送付していたのですね。鈴木さん、この履歴書の用意をすることで転職者にはどんなメリットがあるのでしょうか?

鈴木さん そうですね。やはり履歴書や経歴書を事前に見せていただくことで、かなり踏み込んだ面談ができます。太田さんは、お問い合わせ時に転職の理由や想いも記入していただいていたので、より多様なキャリアの可能性が探れましたね。

ただ、面談の際にもしっかりヒアリングさせていただきますので、お時間のない方は取り急ぎお問い合わせいただいても大丈夫です。

太田さん 確かに実際に面談でお話しした時、キャリアの方向性をいくつかご紹介いただきました。スピーディな対応はうれしいところでしたね。

スキルをコンサルタントに伝える

転職支援エージェントに苦い思い出があった太田さんですが、面談を受けて考えが変わったと言います。実際にどんなメリットを感じられたのか、面談の内容を詳しく聞いてみました。

    続いて面談でのご様子を伺いたいのですが、まずはどんなことをお話ししましたか?

対談インタビューの写真

太田さん まず、今までの経歴を伝えることから始めました。履歴書や職務経歴書に補足するような形でこれまでの経験をお伝えしたのですが、IT専門のエージェントさんということでお話がスムーズでしたね。

印象的だったのは、現職でマーケティング製品に関わっていると話すと「既存顧客のECサイトと連携しているんですか?」と瞬時にシステムの全体像を理解してくれたことです。

また、テクニカルサポート業務も行なっているのですが、KPIとしてシステムを見ているのか、マーケティングの中身を見ているのか、カスタマーサクセスも含まれるのかという突っ込んだ業務内容に関する質問もあり、さすがIT出身のコンサルタントさんならではのレスポンスだなと思いました。

    確かに一般的なエージェントさんですと、そこまでのお話は難しいですよね。

太田さん はい、自分の深いところまで理解してもらえているという安心感がすでにありました。加えて良かったのが、IT市場の現状を踏まえてアドバイスしてくれたことです。

あまり自分のスキルに自信がなかったので、市場価値がわかったのが一番の収穫でした。

    スキルに不安を感じていたとのことですが、具体的な経歴も簡単にお話しいただけますでしょうか?

太田さん はい、私はこれまで2社で経験を積んできました。新卒で入った1社目はSIer企業です。下請けだったためエンドユーザーと直接の関わりがなく、元請け企業に常駐しながら働いていました。

Javaの開発にも関わりましたが、基本的にシステムのテストと改修業務がほとんどでしたね。3年続けましたが、残業が多く体力的にきつくなったことや、今のままでは専門性も身に付かないと思い転職を考えるようになりました。

今度はもっと顧客に近いところで技術を取得したいと、マーケティングソフト製品を販売するベンダー企業に就職したのです。

    こちらが先ほどお話にあがった、別のエージェントを利用して転職された会社ですね。

太田さん そうです。数十名規模のベンチャー企業で、自社製品のテクニカルサポート兼プリセールス職を担っています。具体的な仕事内容は、マーケティング用クラウド製品の導入提案や運用時のサポート業務です。

営業は別にいるのですが、より技術的な面で具体的な提案をしたり、導入後のアフターフォローを行ないます。いわゆるテクニカルサポートという職種です。

1社目に比べ、確かに顧客と近い立場で仕事はできているのですが、自社製品に特化した技術しか身についていないことに危機感を覚えました。IT業界に入って7年が経ちますが、他の会社で通用するスキルが何も身についていないと不安を感じるようになったのです。

    漠然とした焦りもあったのかもしれませんね。こちらを踏まえて、リーベルさんからのアドバイスはどんなものでしたか?

太田さん まず、自分のスキルを自覚するために分析していきましょうと言われたのですが、方法がわからなくて。正直に話すと経歴書を見ながら1つずつ一緒に紐解いてくださいました。

例えば、現職のテクニカルサポート職に着目すると、プロジェクトのマネジメント経験はありませんが、1対1の顧客対応を経験しているのでコミュニケーション能力が培われていたことに気づけました。

また、マーケティング製品を扱ってきた部分を掘り下げると、ネットワークやインフラなど連携する部分の知見も蓄えられていたようです。一般のエンジニアとは違うスキルではあるが、一歩引いて全体を見る力があると聞けて率直にうれしかったです。

    自分では気づけなかった強みが見えてきたのですね。

対談インタビューの写真

太田さん はい。とくに驚いたのは、意外にも一般的なマーケティングの知識が身についていたことです。自分ではあくまで自社製品という狭い領域だと思っていたので、マーケティングオートメーションの知識がついていると見てもらえるのは目から鱗でしたね。

もちろん、コンサルティングや製品開発における経験の低さが弱みになってしまうことも理解しましたが、何より出来ることと出来ていないことがわかって、自分という人間がよく見えてきたと思います。

    転職にとって自己分析は大切ですよね。鈴木さん、こちらはどういった形で分析を行なったのですか?

鈴木さん 弊社では、出来るだけフラットに転職者の方のキャリアを捉えて、スキルと経験、ご志向から方向性を探りたいと思っています。転職者の方の経歴によるのですが、太田さんの場合は「ITスキル・経験」「マネジメント・折衝」「特定の業務・業種スキル」「提案・コンサルティング」という4つの軸で考えることにしました。そこから経歴を1つずつ深堀していく方法をとっています。

合わせて現状の業界や技術動向などを見て、スキルを棚卸していきました。

太田さん 正直、自分の市場価値が思っていたより高かったので驚きました。実際に鈴木さんと話しながら掘り下げることで、より分析しやすくなったのだと思います。

棚卸しで見えた太田さんの経歴から考えられるスキルセット

スクロールします→

強みとなるスキル 経験が足りないスキル
ITスキル・経験 インフラやデータベース、ネットワークなど広範囲に渡る知見あり。 アプリケーション開発の経験はやや少ない。
マネジメント・折衝 顧客との1対1のコミュニケーションは良好。会話・折衝経験あり。 開発における大規模なプロジェクトマネジメント経験は少ない。
特定の業務・業種スキル マーケティングに関するノウハウは一通りあり。 サポートなので技術的な対応が多いものの、知識の深さは物足りないものがある。
提案・コンサルティング プリセールスとしての提案経験あり。 専門的な知識に偏っているので、コンサルティングとして視野は狭い。

自分の転職の思いを伝える

経歴を掘り下げることで、自分のスキルが明確になったという太田さん。しかし、転職先を決めるにはスキルだけでなく、ご自身の思いも重要です。

    太田さんのスキルは見えてきましたが、そもそも転職に対する思いはどのように考えていたのですか?

太田さん 市場価値の高い仕事をしたいという思いがもっとも強かったですね。今の会社は規模も小さいので、もっと多くの人に利用してもらえるような製品に関わりたいと思い、漠然と外資系のパッケージベンダーが良いのではと思っていました。

最初のお話にもありましたが、お問い合わせの段階で転職に対する思いは共有していたので、鈴木さんからは3つの方向性を提案していただきました。

1つ目は、私が希望した通りの「外資系パッケージベンダーのテクニカルサポート」です。ただ、扱う製品の幅は広げられても、その製品に対する固有の知見が増えるだけだというご指摘も受け、確かにそうだなと思いましたね。

    率直な意見はありがたいですよね。他の選択肢はどうでしたか?

太田さん 2つ目は「データ分析環境の構築エンジニア」です。テクニカルサポートから構築エンジニアへと職種変換を提案いただきました。これまでのマーケティング製品周辺のインフラやデータベースの知識を活かして、ビッグデータの分析に携わる形になります。

最後はもっとも勧めていただいた方向性で、伸び盛り市場である「デジタルマーケティングのコンサルタント」です。もちろんマーケティングの知識はまだ足りないので勉強する必要がありますが、挑戦する価値のある転職だとお話しいただきました。

まさか、自分がコンサルタントに挑戦する道があるなんて思いもしなかったので、そう言っていただけたのはうれしかったです。

    最初に想定していたキャリアから全く異なる選択肢が出てきましたが、鈴木さんはどのような思いで提案したのですか?

対談インタビューの写真

鈴木さん 一番は本人の望むところに近づけることが重要です。太田さんは最初に「市場価値を汎用的に高めたい」とおっしゃっていました。そのキャリアへの思いを考えると、テクニカルサポートではなく、マーケティングのコンサルタントがもっともマッチすると思ったのです。

あとは業界内で勢いのある分野ということもあり、長期的な目線で見てもおすすめできる方向性でしたね。決して会社名に依存するのではなく、本当に何がしたいかというキャリアで選んでいただきたいと思いました。

太田さん 鈴木さんのおかげで自分が本当に取り組みたいことが徐々に見えてきたような気がします。

鈴木さん ありがとうございます。お話した時、太田さんはとてもクールな印象だったので、そのように言っていただけて安心しました(笑)。

コンサルタントから転職のアドバイスを送る

新たな方向性が見え、有意義な時間となった面談の場。最終的に鈴木さんからはどのようなアドバイスが送られたのでしょうか。

    面談の最後にはどのようなお話がありましたか?

太田さん その場で大量の企業を紹介されると思ったのですが、鈴木さんからは「行きたい方向性と、受ける企業は熟考したほうがいい」とアドバイスいただけたので、じっくり考えることにしました。

書類の添削指導や面接のアドバイスも詳しくしてもらえるようなので、手厚い体制は他のエージェントとの違いを感じましたね。まだ考えがまとまっていませんが、気持ちの整理が付いたら2回目の面談も受けるつもりです。

何よりも自分の可能性が広がる機会をいただけて、いい面談になりました。鈴木さん、本当にありがとうございました。

鈴木さん こちらこそありがとうございました。ぜひご自身の人生や叶えたい目標に向かって最良の選択をしてくださいね。

    お二人とも貴重なお話ありがとうございました。

まとめ

人生の大きな岐路となる転職。転職を成功に導くには、自分自身をしっかり分析することが欠かせません。

後悔のない転職を実現するためにも、転職のプロである転職支援エージェントを活用するのも手です。今回の記事を参考にして、自分らしい転職を実現してみてください。

(インタビュアー:大瀧 亜友美)

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