COLUMN
コラム:転職の技術
第890章
2019/04/05

新元号発表の今、思う事

— 新しい時代がやってきます —

元号の発表!

4月1日の月曜、我が国にとって歴史的にも大きな出来事がありました。新元号の発表です。菅官房長官の掲げた額には「令和」という文字が書かれており、この瞬間、平成の次の時代の呼び名が世界に知れる事となりました。
この文字を初めて見た時には「令」という文字にそこまで馴染みがなかったため、「命令の令か。何だか冷たい印象の元号だな」と感じたものです。ただ出典は万葉集ということで、1000年以上も前の日本語を、今の時代に受け継いでいることに趣を感じたりしました。
(ちなみに、元号発表がされてからは万葉集関係の本が飛ぶように売れているらしく、私も購入を検討中です。)

平成元年は、どんな時代だったのか

平成元年だった1989年は、私はまだ3歳でした。(ギリギリ昭和生まれです) 当時のITを調べてみると、まだまだ世の中にはITどころかコンピューター(PC)もオフィスでは使われておらず、ワープロ専用機でタイピストと呼ばれる方々がキーボードに向かってタイピングをしていたようです。固定電話とFAXだけでオフィス業務をしていたなんて、今では想像も出来ませんね。
一方、1989年はHTMLが誕生した年です。「.JP」という日本のドメインが使われ始めたのもこの年で、今に繋がるIT技術がひっそりと登場し始めた年でもあるようです。この芽吹いたばかりの技術が、将来世界を変える大木に育つなんて誰も想像していなかったと思いますが、、、
ちなみに、1989年はトレンドマイクロが設立されています。同社の主力製品であるウィルスバスターがその2年後から販売が開始され、その頃からIT業界ではウィルスの脅威と戦ってきたことになりますね。

新しい時代の始まり

元号発表の当初、「元号の呼び方が変わるんだな」くらいで、特に何も感じてはおりませんでしたが、今になって時代の確実な移り変わりというのを実感しております。
あと一か月もしないうちに平成という時代が終わり、令和という新しい時代がやってきます。
IT業界では新しい技術やサービス、そして新しい会社がどんどん出てくるでしょう。
そもそも「IT」というキーワードだけでなく、最近では「DX(デジタルトランスフォーメーション)」というキーワードが一般的にも広まってきました。新元号と合わせて、この業界もまるで新時代に入っているようです。私も引き続き、これらの情報をしっかりとキャッチし、転職希望者の皆さんにとって最適なキャリアをご提案出来るようにより一層、精進していきたいと思います。
新しい時代に新しい一歩を踏み出したい方、どうぞお気軽にご相談ください。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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