内定受諾の判断軸 | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第860章

内定受諾の判断軸

— 大切なのは、転職理由 —

2018年9月14日

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転職活動において最も嬉しい瞬間は、企業から「内定」と言われた時なのではないかと思います。

ただ、その会社に行くかどうかを決める判断は、人生を大きく左右するものであり、一番悩むポイントでもあります。
また、以下のように内定が出た状況によって悩むポイントが異なってきます。

  1. よく考えた上で受ける企業を決め、複数社内定が出た場合
  2. 複数社受けて何社か受かったが、第一志望群ではなかった場合
  3. 他を受ける前に選考会で受けてみた1社に受かってしまい、判断を迫られた場合

今回は特に(2)や(3)の場合について、どのような判断軸で決断していけば良いのかを考えてみたいと思います。

そもそもの転職理由は何か

前提として、いずれの場合でも共通して言えるのは、受ける企業は「転職理由を満たせるところ」であるべきです。

特に(3)のような選考会についてですが、軽い気持ちで受けてはそもそも受かりませんし、転職理由を満たさない企業を受けても意味はありません。(満たさないのであれば転職しないほうが良いです)

「やりたい業務は出来るが、年収は下がる」
「待遇は良いが、ポジションが想定と違う」
「年収も上がるしやりたい業務だが、風土が合わないかもしれない」

諸々悩むポイントはあると思います。

このときに立ち戻るべきは、転職理由を満たすかどうかです。
転職理由として「絶対に年収アップ、それ以外は考えて無いし業務よりも年収!」ということであれば何を差し置いても年収が高い所に行くべきでしょうし、「何を置いても業務内容。未経験のこの業務が出来れば年収が下がっても良い」ということであれば業務内容を優先すべきです。

(2)のように第一志望群でなくても、例えば転職理由が「業務内容」優先で、その業務内容は希望を満たすところ(ただし年収は少し下がるなど)であれば、私は「行くべきである」とプッシュします。

ただ、特に悩むのが(3)のような「1社しか受からなかった、1社しか受けずそこだけ内定が出た」場合です。

他も見るべきか否か

1社受けて1社内定が出た場合、
「他にも良いところがあるんじゃないか」
「他も受ければ受かるかもしれない」
「もっと良い会社はないか」
と思われる方が多いのが実情です。

そもそも深く考えずなんとなく受けて受かった、ということであればそれは行くべきではありません。考えたくはありませんが、企業としても単に「人が足らず誰でも良かった」という可能性も0ではないためです。

一方、転職理由などをきちんと考え、「ここは合っている」と思い、対策もしっかりして受けた企業に受かったのであれば、それは行くべきであると私は言っています。

「あれ?意外に簡単に受かったな」と思ったとしても、それは受かるための最善の努力をした結果、企業にもその本気度が伝わったからに他なりません。

もちろん一番良いのは(1)のように、転職理由を満たす企業を複数社受けて、数社から内定をもらい比較できることです。

しかし、特に選考会は不定期開催だったり、数年に1回しか開催されない場合もあります。そのちょうどのタイミングで受けることができて、内定を獲得できたのであれば、それは「縁」とも言えます。

選考会に合わせて複数受けられ比較できればベストではありますが、中々そこまでタイミングが合うことはありません。(もちろん我々は最大限努力し調整しますが、お会いしたタイミングなどにもよりますし、必ずしもそのような調整が出来るとは限りません)

ここで「他も・・・」と”夢”を見すぎてしまうと、思わぬ事態を招く可能性もあります。

夢を見すぎた結果

通常は内定から内定受諾までの期限は1週間と言われます。この短い期間で、他の企業を追加で受けきるのはなかなか難しいことです。

急いで他の企業を受けたとして、短い間にちゃんとリサーチ出来るとも思えませんし、もし受かったとしてもその企業こそ転職理由を本当に満たせるのか怪しいものです。

では1週間では間に合わないからと「期限を延ばしたい」と企業側にお願いした場合、どう思われるでしょうか。

「なんだ志望度が高くないのか、言ってたことも本音じゃないのかな」
「内定とは言ったけど正直それなら他の人の方が良いな」
と、思われてしまうこともあります。

「良い人だとは思って内定を出したが、そこまで志望度が高くないなら来ても長く続かないと思いますので、残念ながら期限内に回答頂けない場合には内定を取り消します」
と言われてしまったことも、実際に何度もあるのです。

転職理由は満たすのに、他にも良い会社があるかもしれないと思い、内定を蹴って他を受けて、それでその会社が受からなかったら・・・
焦って受かった企業がリサーチ不足で結局は転職理由を満たせなかったら・・・

実際にその状況になって後悔されている方、後悔してから短期転職で転職相談に来た方も多く見てきました。

でも、一度断った企業には二度と入れません。企業としてもそのような大局を見れない方に来て欲しいとは思わないためです。

誰しもひとつ受かれば、それ以上の所はないか、もっと良いところに受かるのではないかと思われます、当然です。

ただそうなる前に、そもそもの転職理由はなんだったのか、受けようと思う企業は転職理由を満たせるのか、受かれば行きたい企業なのかをじっくり考え、時にはタイミングを逃さず決断頂きたいと思っています。

<ジャパ>

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