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コラム:転職の技術

第833章

子供と育むロジカルシンキング

— ロジカルシンキングを日常で鍛える —

2018年2月23日

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なんでー?

我が家の娘、先日ようやく3歳になりました。言葉もある程度理解でき、返答もできるようになったので、会話らしいコミュニケーションが成立しています。

そして、最近の流行りは『なんでー?』

なんの脈絡もなく唐突に言ってくる事もあれば、本当に疑問をぶつけてくる場合もあります。

この問いかけ、お子様がおられる方はご存知だと思いますが、一度だけではまず終わりません。返答を理解しているかどうかは分かりませんが、徹底的になぜを繰り返してきます。

もちろん、『そういうものなんだ』『そのうち分かるよ』と言うことはできます。
ただ、この問いに答え続けるのはロジカルシンキングのトレーニングになるのではないかと思って、あるとき限界まで答えてみようと決めて話をしてみました。

ある日の会話

ある日の朝の、保育園への道すがらの会話です。

娘 : 今日どこいきたい?(意訳:今日はこれからどこにいくの?)
私 : ◯◯ちゃんは保育園で、お父さんは仕事に行くんだよ。
娘 : なんで?
私 : (どっちに対するなんでなんだろう)うーん、今日は月曜日で、保育園に行ったら友達と遊べるからだよ。
娘 : パパは?
私 : (そっちか!)お金を貰いにいくからだよ。
娘 : なんで?
私 : ◯◯ちゃんのためにご飯を買わないといけないからね。
娘 : なんで?
私 : ご飯を食べないとお腹が減るでしょ。
娘 : なんで?
私 : うーん、◯◯ちゃんが大きくなるのに食べ物がいるの。食べ物がなくなったらお腹が減るの(余りちゃんとした回答になってないな)。
娘 : なんで?
私 : (なんでなんだろう?)お腹が減ると食べたいって思うでしょ。食べないと大きくなれないから、お腹が『◯◯ちゃんご飯食べて』って言ってるんだよ。
娘 : お腹さんお話ししないよ。
私 : (ちゃんと聞いてるんだ、そこ突っ込むんだ)えーっと、お話しはしてないけど、お腹さんが食べて欲しいって思ってるんだよ。
娘 : なんで?
私 : ◯◯ちゃんに大きくなって欲しいからかな。
娘 : なんで?
私 : (なんでなんだろう?)うーん(子孫を残す身体にさせるためかなあ)、うーん(なんて言っても生物とは的な話になりそうだな)、そうだねー、◯◯ちゃん、大きくなりたいよね。
娘 : うん、◯◯ちゃん、大きくなってお雛さま着たい(意訳:早く大人になってお姫様のようなウェディングドレスを着たい)。
私 : (ほっ)そうだねー。お雛さま着たいよねー。
娘 : これパパの(自販機のコーヒー)、これママの(お茶)。◯◯ちゃんこれ飲みたい(コーンポタージュ。渋いなお前さん)。パパ、お金ちょーだい。
私 : お金ないよ。
娘 : あるでしょ。出して。
私 : あるけど、いまは買わないよ。
娘 : なんでー?
私 : (しまった)うーんと、うーんと、それはね・・・(続く)

その後、毎朝娘を保育園に連れていくときに出てくる『なぜなぜ攻撃』に頑張って答えるようにしています。
答えに窮することも結構あるのですが、自分で答えて自分で『そうだったのか』と気付くこともあり、楽しんでいます。

娘も最近は慣れてきたみたいで、答えに窮してだんだん返答が遅くなってくると、いい感じのタイミングで『そうなんだー。おもしろい。きゃはは!』と攻撃をやめてくれます。3歳児でも空気を読むんだなと感心しています。

ロジカルシンキングを日常で鍛える

ロジカルシンキングというものは、仕事を進める上でとても便利なため、社会人として身につけておいた方が良いものと私は思います。

もともと私自身が余りロジカルな人間ではなく、ある時期にロジカルさを身につけて、『すごく便利だな!』と実感した経験を持つため、余計にロジカルシンキングは出来たほうがよいと思っております。

また、転職活動をするときにも、選考基準に『論理的思考』という条件が裏条件として存在している場合も多く、転職活動を有利に進めるためにも、ロジカルシンキンは鍛えておいた方がいいでしょう。

ただ、このロジカルシンキングというもの、本を読んでもなかなか鍛えられるものではなく、また、ロジカルな人が周りにいないと鍛えづらい難物です。

そのため、もし小さいお子様がおられるのであれば、子供のなぜなぜ攻撃に敢えて立ち向かってみてはいかがでしょうか。お子様がいない方でも、日常でご家族や友人と話をしているときに、きっと『なぜ』が出てきているはずですので、ロジカルシンキングを鍛える良い機会として利用して頂きたいと思います。

身近な方であれば、答えが間違っていたり、答えになっていなかったとしても、ガミガミ怒られることはありません。気軽にロジカルシンキングを鍛える手段として、ぜひ試してみて下さい。

<田中 祐介>

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