何か質問はありますか? | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第820章

何か質問はありますか?

— その聞き方で合否が決まる —

2017年11月10日

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「弊社からの質問は以上となりますが、何か質問はありますか?」
面接において100%聞かれる質問といえばこの逆質問です。この質問ひとつが合否を決めるということをご存知でしょうか。

「何を聞いて良いか分からないから聞かなくて良いかな?」
「評価制度、残業時間とかワークライフバランスまで細かいところまで聞いちゃおう!」
「何でも聞いてと言われたし聞きたいことは特にないけど雑談すれば良いか」

こんなことを考えていませんか?このスタンスで挑んだ場合、それまでの面接内容がいくら良くてもお見送りになることでしょう。

ではどういう点に気をつければ良いでしょうか。私は常に以下の4つをアドバイスしています。

  1. オファー面談で聞くべきことは聞かない
  2. 自身の考え「WILL」を述べた上で聞く
  3. 質問は企業研究アピールの場でもある
  4. (1)〜(3)を踏まえた上で、面接で伺ったことを踏まえて質問できるとなおベター

ひとつずつ詳しく考えていきましょう。

(1) オファー面談で聞くべきことは聞かない

一生を決める転職先ですから聞きたいことはたくさんあると思います。

  • 平均残業はどれくらいなのか
  • こんな噂を聞いたけれど実際はどうなのか
  • ちゃんと評価されるのか
  • 育休制度などはあるのだろうか
  • 財形貯蓄とか退職金とかはどうなのか …etc

これを「気にならない」という人はいないと思います。ただし、これを面接で聞いてしまってはいけません。このような質問は内定が出た後のオファー面談で聞くようにしましょう。面接中は「企業が自分を見定める場」という意識を持ち、細かな質問は避け、相手の立場になって「企業が聞いてほしい」質問をしましょう。

(2) 自身の考え「WILL」を述べた上で聞く

(1) にも通じますが、業務的な内容でも聞き方には注意が必要です。
いわゆる「教えてちゃん」になってはいけません。

たとえば、今は二次請けにいて今後はプライムで活躍したい、今はPLが限界なためPMとして活躍していきたいという思いを持っているAさんという方がいたとします。
そして聞きたいこととして「PLしか経験してないけどPMやらせてもらえるのかな?」と思っていたとします。
この際に「どのように実績を残していけば私はPMになれますか?」とそのまま聞くのはよろしくありません。
逆に「どうすればなれると思っていますか?」と聞き返されることでしょう。

「今までは御社の案件に比べれば小規模かつPLの経験しかありませんが、手を動かし開発できる技術力を元にしたマネジメント経験を生かし、徐々に大規模案件にチャレンジしていきたいと思っています。そこで質問ですが、2,3年を見越して、大規模案件でも活躍できるようになりたいと思っていますが、実際に私のような経験をしてきた方で今PMとして活躍されている方は大体何年ぐらいでPMとして活躍されているものでしょうか」

こう聞くだけでも少し違うと思います。ただ、正直まだ足りません。その企業で働く際の具体的イメージを持てていないためです。ここでさらに意識すべきが次の(3)です。

(3) 質問は企業研究アピールの場でもある

(2)を意識するだけでも随分違いますが、それ以上に重要なのが(3)です。
「質問は聞きたいことを聞く場」ではなく、今まで企業について調べてきたこと、「これだけ調べてきたんだ」ということを相手に伝える「志望動機の高さを伝える場」だと候補者様に伝えています。

HP情報、入社者のインタビュー、社長の語るビジョン、書籍など、皆さん企業を受ける前に何かしらの情報を見て、その上で応募を決めてきたと思います。それなのにその熱意を上手くアピール出来なかった、ではそれまでの調査も無駄になってしまいます。必ず頂けるこの質問の時間は、熱意を伝える絶好の機会なのです。

具体的に先程のAさんの質問を考えてみましょう。
受けている企業のHPから、事前に以下の情報を見ていたとします。
「Xという案件のインタビュー記事を見て、そこで活躍されているBさんは元々数名規模の案件リーダーしかやっていなかったのに今は100名規模のPMとして活躍されている」

この情報をうまく加えれば先程の質問も随分変わります。
「実はHP上でX案件におけるBさんの記事を拝見し、私もBさんのように活躍したいと思ったことも今回応募を決めたきっかけの一つでもありました。そのためにはマネジメント力がまだまだ足りないためPMPなどの取得も目指していますし、私自身の開発力という強みを生かしつつチャレンジを続け、出来れば2,3年でXさんのような大規模案件で活躍できるようになりたいと思っているのですが、実際に私のような経験の場合大体何年ぐらいでPMとして活躍されているものでしょうか」

通常の回答は端的に、ロジカルに答えるべきですが、この質問の場だけは少し長くなっても良いと私自身候補者様に伝えています。

あなたが面接官だったとして、このような質問を受けたらどうでしょうか。
「例えばBさんはこうだったんだ、実際3年ぐらいでやれていたし、もちろんこういう努力は必要だし大変ではあるけど、君なら同じように活躍できるはずだよ。」というような回答をしたくならないでしょうか。

(4) (1)〜(3)を踏まえた上で、面接で伺ったことを踏まえて質問できるとなおベター

さらに面接の中で伺ったことを交えつつ会話が出来れば、それこそ本当に持っていた疑問点も解消できるのではないかと思います。

「面接中に〇〇のように仰っていましたが、私も事前にHP情報でBさんの記事を拝見しておりました。そこではこのように仰っていましたが実際この点はいかがでしょうか」というような聞き方です。

このような質問が出来るまでには、その場の集中力に加えて、事前にその企業について十分に調査し、ただ暗記するだけではなく実際のその企業で働く自身のイメージを持っていなければなりません。

ただ少なくても、(3)までに関しては事前の調査、自身の努力で準備も出来るはずですし、絶対にすべきです。それだけの努力があったからこそ公開されている情報以上の、真に知りたいことを聞くことができ、迷いのない決断を最後に出来るのではないでしょうか。

「質問は最大の熱意アピールの場」
あなたは良い質問ができそうでしょうか?

<ジャパ>

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