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コラム:転職の技術

第764章

「自分を守る」という選択肢

— 消耗しきってゼロになる前に —

2016年9月16日

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精神面を鍛えるひと

先日、某コンサルティングファームへ入社された方にインタビューした時の話。入社後の成長したポイントを聞かれ、「精神的に鍛えられた」と仰っていました。

入社前なら「問題が発生すると、まずどうお客に謝ろうか」考えたのに対し、今では「この問題がどうすれば解決するのか」を冷静に考えられるようになったとのこと。なるほど、精神力とは環境によって徐々に鍛えられるものなのだなと再認識されられました。

もちろん前提として、企業側のサポートやOJT体制など、周囲の協力によっての成長があったのは間違いありません。とはいえ、精神面という普段なかなか言語化しづらいスキル、数値化することが難しい力を劇的に伸ばした例だと思い、感心したのを覚えています。

IT業界での精神的疲労

私がそう思ったのは理由があります。弊社のようにIT業界専門で転職支援をしていると、どうしても精神的な疲労が重なって、疾患となって休職を取る方がいらっしゃいます。
事情・理由は人それぞれですが、大きくまとめると「自分のキャパシティを超えて、頑張りすぎた」という事になるのでしょう。

私も前職はSEでしたので、プロジェクトメンバーが休職に入った経験は何度かあります。嫌な話に聞こえるかもしれませんが、自分にとっては仕事のしわ寄せが来てしまうので、ハッピーなニュースではありません。ただ、それ以上に一緒に働いていたメンバーに気を使ってあげられなかった自分にもショックを感じていました。そのうえ、一度休職したメンバーはなかなか復帰が出来ず、そのまま退職者として見送ったこともあります。

また、休職がきっかけとなって、転職を考え始める方もたくさんいます。これまで面談してきた方にも、ストレスフルな環境が理由で転職を希望されている方もたくさんいました。 IT業界なら、仕事に高いプレッシャーがあるのは当たり前。私もひと昔前までは、そう思っていました。ただ、今では業界の中でも考え方が変わってきたと実感しています。

自分を消耗し過ぎないように

数年前に転職をされた方お二人から、ここ最近の近況報告を立て続けにもらいました。お二人とも今では元気に活躍されているようでしたが、実は転職後にはいろいろと壁にぶち当たる時もあり、一時的には心身ともにキツイ状況だったようです。
ただ、お二人ともそこで耐えるだけではありませんでした。そこから会社との相談を行い、自らが働きやすいように周囲のサポートを得て、仕事・職場への復帰を果たしていたのです。(プロジェクトを変えてもらったりもしたようです)
そのようなサポート体制や働き方の調整も含めて、「良い会社へ転職が出来て、本当によかったです」と仰っていました。

もちろん、冒頭の方のように「精神面が鍛えられた」という成長を実感することも、転職によって得られる経験の一つです。ただ、成長のためにはどうしても自身をストレッチする必要が出てきます。負荷が高すぎて自分を「消耗」し過ぎると、パワーがゼロになって再び立ち上がるまでに時間が掛かるケースもあります。

自分を守ることは、決して逃げる行為ではありません。むしろ企業にとっても、長く働いてもらう為には、前向きな提案として受け取ってくれます。特に転職直後は、プレッシャーを感じるものです。自分を消耗しすぎないよう、廻りと相談してみてください。

<鈴木 裕行>

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