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コラム:転職の技術

第754章

もし車のハンドルに遊びがなかったら

— 人生にも仕事にも遊びが必要 —

2016年7月1日

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車のハンドルには必ず遊びがある

一般の車のハンドルは少し操作しただけではすぐタイヤの角度が変わらないようになっています。これがハンドルの“遊び”です。

なぜ車のハンドルには遊びがあるのでしょうか?遊びがないとちょっとハンドルを切っただけでタイヤが動いてしまい非常に運転しにくいそうです。また、一般道を走るときは道路の凹凸でタイヤが動き、それがハンドルに伝わってハンドルが常時震えてしまうそうです。

もちろん遊びがない方が良い場合もあります。それは、F1のようなレーシングカーです。
レーシングカーにはハンドルの遊びがないそうです。F1のような高速走行では一瞬でダイレクトに車を操作するためにハンドルの遊びがないのです。決まった道を最速で走りぬくためにはこれが一番なのでしょう。ただその時間は一瞬の気も緩めない緊張の連続です。

仕事も人生も思うようにいかないことが多い

人生も仕事も、はっきりとまたはぼんやりと目標や希望があると思います。特に、毎日8時間以上従事している仕事については満足して働きたいと思うことは当然です。しかし、なかなか自分の思うようにいかず葛藤の日々を過ごしている人も多いでしょう。

そもそも新卒入社で希望の会社や仕事につけた人は少ないでしょう。そして仕事も思ったことと違ったり、上司とソリが合わなかったり、理不尽な事を言われたりと思うようにはいかないものです。幸いやりたい仕事、良い仲間に恵まれ満足できる日々を送っていても、事業の縮小や会社の方針転換で仕事が変わってしまうこともあります。

仕事や人生に対しても遊びが必要

ある会社の面接で、Aさんはある技術・開発手法を熱っぽく語りました。その開発手法はその会社も担いでいるもので会社の業務とも合致していました。しかし、その会社からは不合格の連絡がきました。理由は、あまりにその手法に固執し過ぎているということでした。

なぜでしょうか?その技術や開発手法はあくまでも手段であって目的ではない。Aさんのように考えに柔軟性がないと、今後長期的に会社に貢献できるか、環境変化に対応できるか大きな懸念があるという判断でした。これは、車のハンドル操作で言う遊びがないということではないでしょうか。

もちろん遊びといっても手を抜いて80%の力でやるべきという意味ではありません。めいっぱい120%仕事を頑張ることはいいことですし、情熱を持ってやることが必要だと思います。しかし、複雑な社会構造の中で、技術の進歩の速い中で、色々な人の中で仕事や人生を乗り切っていくには、一般道を長期間走る車のハンドルに遊びに必要なように、考え方や心にもどこか余白を持って仕事や人生を乗り切っていくことが必要ではないでしょうか。

<コンサルタント T.I>

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