採用通知書の読み方 | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第750章

採用通知書の読み方

— 注意すべきポイント —

2016年6月3日

イメージ

採用通知書とは

転職活動が成功し内定となった時に企業から提示されるのが採用通知書です。(書類のタイトルは各社バラバラで内定通知書、採用条件通知書、雇用契約書などいろいろありますが目的は同じです。)
労働基準法では、採用にあたって「労働条件の明示」をしなければならないと定められています。この「労働条件の明示」に当てはまるのが採用通知書になります。

これに記載されていることが採用の条件となりますので、大変重要な書類となります。この文章はメール添付でも大丈夫ですが、少なくとも書面化されていることが大事です。入社後のトラブルを避ける意味で、企業から提示される採用通知書はしっかり読み、理解し、納得して入社の承諾をすることが大事です。
エージェント経由の場合はこの採用通知書が発行されないということは絶対ありませんが個人で応募し内定を入社となるときは必ず書面でもらうようにしましょう。

注意ポイントと解説

採用通知書に記載されている主な項目について解説します。

―入社日―

採用通知が発行されるときは必ず入社日が記入されます。入社日は面接の中や事前の質問等で調整された上で記入されています。事情によっては調整が可能ですが、大きな遅延は承諾されないと考えておいた方が良いでしょう。

2週間〜1ヶ月の場合は交渉で調整される可能性がありますが、大幅な遅延は難しいと思っておきましょう。

大きなずれが生じないように事前に自分の仕事状況、就業規則、過去の退職者の例などをしっかりと把握し、可能と思われる入社日を想定しておきましょう。

万が一現職との調整がうまく進まない場合、エージェント経由の場合はエージェントと情報共有し、エージェントに企業と調整してもらうことが大事です。

―雇用形態―

通常は正社員の採用となります。契約社員等と区別して正規雇用で正社員という表現を用いる場合が多いです。これは、労働基準法上は「期間を定めない雇用」であり、解雇には厳しい制限がついてきます。

―配属部門・職種・勤務地―

配属部門や仕事内容は、内定から内定受諾までの間に十分に聞くことができますので遠慮なく企業に聞いて納得して入社しましょう。

企業によっては内定後に仕事内容や給与等を詳しく説明する機会を設けてくれるところが多くなっています。一般的に「オファー面談」と称していますが、面接ではありませんので遠慮なくざっくばらんに聞くと良いと思います。

―給与(賃金)―

採用通知書の最も大事な部分ですね。この給与・報酬については、各社の給与規定に基づいて記述されています。一般的な月給+賞与、年俸制、見なし残業を含んだ給与など、標準がありませんし複雑ですのでここでは省略します。

―試用期間―

試用期間は入社後3ヶ月を試用期間とする企業が多いですが、6ヶ月の企業もあります。この期間については6ヶ月以内であればそれほど気にする必要はありません。試用期間でも正社員であり給与や保険等は一切変わりません。

ではこの試用期間とはどのような意味を持つのでしょうか?企業から見ると正社員としての適格性を観察・評価する期間として定めています。この期間は法的には「解約権留保付き労働契約」期間と解釈されているようです。

一方、従業員から見た場合、この期間は簡単に解雇されるというように、びくびくしていなければならないのでしょうか。

そのようなことはありません。試用期間終了で解雇されるのは通常の解雇に近いと考えてよいと思います。この辺は明確な規定ではなく判例によって判断されていますが特別に重大な経歴詐称や著しい勤務不良がない限り大丈夫です。

採用受諾の注意

採用通知書を理解し納得して採用受諾、入社となります。受諾は通常通知書または承諾書にサインをすることで決定となります。この承諾には拘束力はありませんが社会人として誠実に対応しましょう。

<コンサルタント T.I>

転職をお考えの方は、ぜひご相談を。

IT業界出身のコンサルタントが、
あなたの転職活動をフルサポートいたします。

転職支援サービス
に申し込む無料

このページのトップへ