35歳定年説を打ち破れ | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第727章

35歳定年説を打ち破れ

— 何歳になっても、挑戦する心を忘れない —

2015年12月11日

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プログラマ35歳定年説は時代遅れ

「プログラマ(エンジニア)35歳定年説」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
35歳を超えると体力的にキツくなってくる、35歳を超えると新しいことを吸収できなくなってくる、エンジニアの単価を考えると35歳以上で開発業務をすることが難しくなり管理業務をすることを求められるなど、35歳を超えてくると開発者として活躍できるフィールドが無くなってしまうという説です。

私も前職である上司から、「35歳になると新しいことなんてできないんだぞ。自分のキャリアが決まってくるんだから、今のうちに得意な領域を作っておけよ。」と言われたのを思い出します。
果たして本当にそうでしょうか。35歳になったら新しいことに挑戦する心を捨て、決まったレールの上を歩まなければいけないのでしょうか。

エンジニアとして働いていた当時は、確かに35歳にもなると、流れの速いIT業界で常に最先端をキャッチアップするのは難しいだろうな、若手社員に抜かれてしまうのだろうなと思っていました。

しかし、コンサルタントとして働くようになって様々な方とお会いする中で、この考えは間違いであり、時代遅れなのだと気付きました。お会いする方の多くが新しいことに挑戦する心を持ち続けており、何歳になっても、いつまでも成長し続けたいと真剣に考えているのを目の当たりにしました。そのような方々に「35歳で定年です」と伝えるのは極めて失礼だと思ったのと同時に、外部の人間が「個人の成長はここまでだ」と線引きするものではないと思いました。

とは言え、精神論、根性論で語っても説得力はないと思います。それはお前の勝手な考えだろうと言われてしまってはそれまでです。従って、時代遅れだと私が明言する理由を明確にしたいと思います。キーワードは「キャリアの多様性」です。

キャリアの多様性、進む道はひとつではない

少し前までは、エンジニアの働き方はある程度固定されていました。
PG→SE→PL→PMとキャリアステップを踏むことを求められ、一定以上の年齢になると上流工程で顧客折衝ができなければいけないという風潮もあったと思います。もちろん、今でもその流れは無くなったわけではありません。ただ、ひとつ確実に言えることは、個人の志向を尊重し、多様なキャリアを認める企業が出始めているのも事実です。

ある企業では50代の方がPGとして最前線で活躍していたり、また別の企業では技術志向が強い方(40代)が顧客折衝をせず、アーキテクトとして活躍しているなど、上流工程を経験することだけがキャリアアップでは無いという考え方が少しずつ浸透し始めているような気がします。

このようなキャリアを歩まれている方は、決して能力不足により上流工程に携われないというわけではありませんし、2次請け、3次請け企業でそもそも会社としてそのようなキャリアステップが無いというわけではありません。プライム企業であってもそのような働き方を認めているのです。某大手コンサルティングファームで、コンサルタント職とスペシャリスト職(アプリケーションエンジニア職)の年収をマネージャークラス以上は同じ給与テーブルにしているところもあります。

キャリアの多様性を認めている企業は数としては多くないかもしれません。ただ、こういう企業が出始めている以上、35歳定年説なんていうのはもはや古いと私は考えています。

バイタリティさえあれば何だって挑戦できる

現実として、全く新しい業界、職種に35歳を超えて転職することは難しい場合もあるでしょう。しかしながら、思い描いている今の夢を実現できる環境は必ずどこかにあると私は思っています。弊社でも、最近50代の方の転職支援に成功し、定年間近ではあるものの、全く未経験の業界へ挑戦していった方もいました。
そうは言っても、即戦力性が無いとなかなか転職によって夢を実現させることが困難なケースもあると思いますが、私は転職することがすべてではないと思います。

例えば、これまで長くインフラエンジニアとして活躍してきたけど、アプリケーション開発に挑戦したいとなった場合、未経験採用で転職することは難しいと思いますが、個人でJavaやPHPを学習し、自作アプリを作成することはもちろん可能です。インフラでの豊富な経験も生かし、アプリエンジニアにはなかなか考えられない面白いアイデアを取り入れ、iPhone/Androidアプリとしてリリースすることも可能かもしれません。それが数十万、数百万ダウンロードにもなれば、もしかしたらベンチャー企業設立だって夢ではないかもしれません。

結局私が伝えたいことは何かというと、「もう歳だから…」と諦めて欲しくないということです。“業務”はあくまでも夢を実現する方法の一つだと思うのです。35歳からでも新しいことにチャレンジできる機会はいくらでもあるでしょう。35歳定年説を打ち破れるのは、あなただけなのです。

<LAZ>

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