ナマケモノの転職活動 | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第723章

ナマケモノの転職活動

— 面倒くさいと思った時は発想転換する —

2015年11月13日

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転職活動は面倒くさいことばかり

「今日の19時から転職エージェントに会う約束をしていたけど、何か疲れたし面倒くさくなってきたな。そのまま帰宅してしまおうかな・・・」

転職活動の第一歩となる転職エージェントとの面談。でも直前になって急に面倒くさくなってしまうことは少なくありません。転職活動に向けて堅い意志を持ち、何でもアクティブにこなせる方にとってはそれほど問題になることはありませんが、仕事を終えてから面談に行くには意外とパワーがいるものです。
エージェントとの面談だけではありません。履歴書および職務経歴書の作成、適性検査対策、面接対策、企業研究など、実業務以外でやらなければならないことが多く、面倒くさいなと思ってしまっても不思議ではありません。

思い返せば、私も学生時代は自動車教習所に行くことが途中で面倒くさくなり、友人と遊ぶことを優先した結果、卒業までに半年程かかってしまいました。
「本気になれ!」と言われてできるのであれば苦労しない、やらなければいけないと分かっているのになぜかできない、そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。少なくともこのコラムを読んでいる時点で、怠け者から脱却するヒントが転がっていないかと模索している状況ではないかと思います。私も怠け者を脱却するために、いくつか自己啓発本を読んでみましたが、「だから、それをやるのが面倒くさいんだよな」と思ってしまったことを覚えています。

そこで私が考えたことは二点あります。一点目は、自分を怠け者として自覚し、一般的にこうあるべきだと言われている方法(スケジュール管理法、TODO管理など)を言われるがままに実践しないこと。二点目は、今からやることに対して別の意味付けをすることです。

一点目は転職活動というよりは実際の業務で活用できる方法になるため、本コラムでの詳しい説明は割愛させて頂きますが、私は業務効率化について書かれている本の内容を実施してもダメだったので、今では自己流で好きなように進めるようにしたところ、逆に業務の効率が上がったという面白い結果を実感しています。

面倒だからこそ転職エージェントを"利用"する

上記のように、転職活動ではやらなければいけないことが多く、転職した方が良いのは分かっているけど面倒くさいなと感じることがあります。だからこそ、私は転職エージェントを利用することをお勧めします。ここで強調しておきたいのは、「活用する」ではなく、「利用する」ということです。

今までの面倒くさがりの自分とはサヨナラ!今日からは人が変わったかのようにアクティブに転職活動をやるぞ!というのはなかなか難しいところです。そんな方にこそ、転職エージェントの利用をお勧めします。

なぜならば、自分で企業を探す手間が省けます。企業に応募する手間が省けます。複数の企業に応募していても、各社への日程調整の手間が省けます。自分の市場価値、適性年収などをネットで検索する手間が省けます。このように、転職エージェントと面談するだけでも、面倒くさいなと思っている作業がかなり削減されるのです。従って、「転職エージェントに相談しにいこう!」と意気込むとどこか面倒くさいと感じるかもしれないので、ここは発想を変えて、「面倒くさいから転職エージェントを利用しよう」と思ってみてはいかがでしょうか。

ただし、一点だけ注意が必要なのは、転職エージェントにすべて丸投げするのは違います。それはそもそも転職"活動"ではありません。転職する以上は、少なくともエージェントに対し、今の何が不満で、今後どうなりたいのかという「明確な意思」を持ってください。その意思のもとに、転職エージェントを利用してください。

書類作成と面接準備を一緒にやってしまう

面接フェーズに入ってしまえば、面倒くさいも何も言っていられないですが、その前に立ちはだかるのが書類作成をしなければならないという大きな壁です。そして書類作成が終わった後は面接準備もしなければならないので、気が進まないこともあるかもしれません。そして、ここは面倒くさいと言って避けられるものではないものです。そこで考えて頂きたいのは、面倒くさいと思うことの数を減らしてみるということです。

「書類を作成しなければならない」だと気が進まないと思うので、「今までのキャリアの棚卸しをしよう」と考えてみてはいかがでしょうか。面接では必ず今までの経験を聞かれます。この案件ではどのような立場で、どのような作業を行い、どのような成果を得られたのかを細かく聞かれます。もちろん、それに向けて面接対策をしていくわけですが、書類作成もして、その上で面接対策で詳しい業務内容を思い出していくのは大変です。従って、職務経歴書を作成する際には、「作業」として作成するのではなく、面接対策の一環として、自分がこれまでどのような案件に、どのような立場で入っていき、どのような苦しいことがあり、どのような成果を上げられたのかを考える時間にして頂きたいのです。

フォーマットに合わせて書くことを目的とすると、それは作業になってしまい、後から思いだそうとしても何を書いたか忘れてしまいます。そうではなく、もちろん最終的にはフォーマットに落とし込むのですが、お風呂につかりながらでも構いませんので、まずは今までのことを思い出し、「ああ、そういえばこのフェーズでは大きなミスをして怒られたな」「徹夜作業が多くて思い出したくもないな…」「お客様にこんなこと言われて嬉しかったな」など、その時の情景を思い返してみてください。そうして書かれた職務経歴書は、内容もよく理解できている上に、何を突っ込まれてもすぐに答えられるようになっているはずなので、自分のキャリアに関する想定質問についての対策はほとんど終わったも同然です。

やらなければいけないではなく、やる目的を自分なりに考える

私の若手時代の話になりますが、私はグループワークというものがあまり好きでは無く、グループワーク研修に対して全く気が乗りませんでした。これでは研修で得られるものは何もありません。しかし、このままでいけないのはどこかで思っていました。そこで、私なりに考えた結果、今までは「研修として受けさせられている」という受け身の意味付けをしていたことに気づき、何か違う意味付けをしないといけないと感じました。

このグループワーク研修が発想転換ができるようになったキッカケになったのですが、「将来は大規模案件のPMとして活躍したいのだから(転職してしまいましたが)、グループの人をメンバーだと思い、マネジメントの練習をしてみよう。実プロジェクトの中でマネジメントの練習なんてできるわけがない。マネジメントのミスをして許されるのは今だ。」と考えてみたところ、不思議と肩の荷が下り、率先してグループリーダーを引き受けることができ、大きく成長できたと思っています。

転職活動においても、上記のように、エージェントを「活用する」のではなく、「利用する」と考えてみたり、職務経歴書を作成するときも、「フォーマットに合わせて作ろう」ではなく、「今までのキャリアを思い出すツールとして使おう」と考えてみたりするなど、少し考え方を変えてみることで、意外と前向きに取り組むことができるようになることがあります。仕事をする際も、面倒くさいなと思ったら、私のグループワークの話と同様にその主旨とは離れてしまっても構いませんので、仕事に自分なりの意味付けをしてみてはいかがでしょうか。

<LAZ>

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