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コラム:転職の技術
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第640章
2014/02/27

出来るだけ早いタイミングで家族と話をする

転職活動にあたり、最後の決め手になることであるにも関わらず、後回しにされることがあります。それはご家族との話です。

家族の範囲は様々ですが、身内と言える人で、かつ自分の生活に影響力がある人だと思ってください。

基本的に、身内といえども違う人格ですので、働くことに対する価値観も違います。そのため、自分が全く気にしていないことでも、ご家族が大事だと考えていることはよくあり、内定を貰ったあとで議論になってしまったりします。

特に議論の中心になる要素は以下の通りです。

  • 年収
  • 会社のネームバリュー
  • 勤務時間
  • 会社の規模
  • 会社の設立年
  • 将来の見込み

転職活動は、極論をすれば『夢』を探す活動です。そのため、転職活動をしている本人は、上記の様なことよりは『やりたいこと』の方を重視して最終選択に臨むことの方が多いです。

しかし、家族は家族で期待していることが別にあります。

基本は『いまの生活より悪くなるのは避けたい』『選べるなら、いまよりいい生活をしたい』『将来的にも安心できるところがいい』『健康でいられるところがいい』というお気持ちであることが多い様です。つまり、夢は実現して欲しいけれども、それ以前に生活がトータルで良くなる選択をして欲しい、ということを期待されています。

これは非常に難しい議論であり、解決にも時間を要します。話し合いの時間が短いほど、突然ご破算!(内定辞退など)となる可能性が高まりますので、転職活動期間のなかでも、出来るだけ早いタイミングで、ご家族とじっくりと、真剣に話をして頂きたいと思います。

<田中 祐介>

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