COLUMN
コラム:転職の技術
第613章
2013/11/08

話に一貫性を持たせる

面接における企業からのお見送り理由の一つに「話に一貫性がない」というのがあります。気付かないうちに招いてしまう話の矛盾にご注意下さい。

<例1>
転職理由は「専門性を身につけたい」なのに、希望は「幅広い業務に携わりたい」。

→転職理由と志望動機に矛盾があると、一貫性がないと判断されます。
面接準備の段階で、矛盾がないか今一度チェックしておきましょう。

<例2>
自社サービスに携わりたいから転職活動をしていると言っているが、受けている企業を聞くと自社サービスではない企業がある。

→他社選考状況を面接で聞かれるのはよくあることです。
聞かれた場合は、面接中の企業と大きくずれがない企業のみを答えるか、「A社は自社サービスではないのですが、念の為滑り止めに受けています」等納得感のある理由をお伝え出来るようにしておきましょう。

<例3>
話が長く、始めと終わりで言っていることが違う。

→話が長くなってしまうと、そもそもの質問を忘れてしまい、着地点がずれてしまうことがあります。まずは結論から話すことで、着地点がずれるのを防ぎ、また、聞き手にとって適切な時間で話すように心掛けましょう。

面接では、なんとか答えようという意識が先行し、その場凌ぎの回答をしてしまう方もいらっしゃいますが、そうなると話に矛盾が発生しやすくなってしまいます。上手く話そう、取り繕おうと思わず、熱意を持ってお話頂ければ、きっと相手にも伝わると思います。

<peridot>

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