COLUMN
コラム:転職の技術
第556章
2012/06/15

転職の入り口は考え抜く

一流のスポーツ選手のインタビューの受け答えは非常に素晴らしい。
特に20歳前後の若い方でも水泳にしてもサッカーにしてもトップクラスの方のインタビューはどうしてこのようにしっかりした受け答えができるのだろうと思うことが度々あります。

彼らの言葉は共通して短いです。ダラダラと意味不明な事を話すことはあまりありません。短く、自分の意思や感想を的確に話しています。
それは多分、強い目標、強い意志、確固たる信念があるからだと思います。
その思いが短い言葉に凝縮されています。

さて、転職活動における面接で次のような理由で不合格となる方が多くいます。

●転職理由があいまいである
●入社後のやりたいこと、キャリアプランが不明確である

これはなぜでしょうか?
理由は『考え抜いていない』ことが最大の原因と思います。

例えば面接で、転職理由、志望動機を質問されて、
『この理由は2点あります。1つはXXX、2つ目はXXです』
と、一見論理的に答えても。

その回答に対して、
『なぜそう考えるのですか?』
『もう少し具体的』
『それは今の会社ではなぜできないのですか』

このような『なぜ』『なぜ』の深堀に耐えられないからです。

この対策は1つです。自分で自分の心に問いを発し、深掘りしておくことです。
そうすれば、シンプルになります。そしてぶれずに自分の言葉で話すことができます。深掘りにも耐えられます。

これは単に面接対策だけではありません。間違いのない転職にも繋がります。

<コンサルタント TI>

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