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コラム:転職の技術
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第547章
2012/04/06

転職活動は業務とのバランスが重要です

初めて転職活動をされる方には是非参考にして頂きたいと思いますが、転職活動は現職の業務とのバランスで進めていくことが重要です。

先日、お会いした方でこんな方がいました。
エージェントから「書類は通過しづらいから、できるだけ多くの会社を受けて下さい。」と言われたために、10社を応募しているという方です。
また、その方は現職の業務も忙しく、1週間に2社程度の面接しか行けない状況でしたが、実際、書類選考に出してみると、ほとんどの企業が面接が入ってしまい、8社ほど面接の日程を調整している段階とのことでした。

正直、その段階で私から追加の求人紹介をしても、日程調整をより困難にさせてしまうことになるため、求人は紹介せずに終了となってしまいましたが、後日改めて転職活動のサポートと求人紹介の依頼を頂きました。
話を聞いてみると、結局、面接中だった企業は企業研究もできないまま面接に臨んでしまったため、全てお見送りになってしまったということでした。

最終的にその方は私どもからの紹介で3社へ応募し、内定をもらうことができたという事例ですが、ここで言いたいのは、転職活動を進めるうえにおいて、転職活動に割ける時間を考慮したうえで応募をしていかないと、転職活動自体を失敗させてしまう可能性がでてくるということです。

また、本当に多くの企業を応募しないといけない方もいることは事実ですので、そこはITの転職市場を理解しているコンサルタントに相談することがベストです。本来であれば、第一志望の企業から内定をもらえるはずだったのに、転職活動の進め方が悪かったがために失敗したとならないように、現在の業務と応募社数のバランスを考えて進めていきましょう。

<セイヤ>

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