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コラム:転職の技術

第524章 点を繋げること<スティーブ・ジョブズ氏> (11/10/21)

今日は少し長い文章になります。
ご存じの通り、米アップルのスティーブ・ジョブズ氏が先日逝去されました。
今日は心を揺さぶる伝説のスピーチと言われる、 「スタンフォード大学卒業式のスピーチ」の一部をご紹介します。

<点を繋げること>

最初の話は「点を繋げること」です。
私はリード大学を6ヶ月で中退し、そして正式に退学するまで18ヶ月ほど学校をうろついていました。
中退した理由は?
それは私が生まれる前にまで遡ります。
私の生みの親は未婚の大学院生だったので私を養子に出すことにしました。
母は、大学を卒業した人が親になるべきだと望んでいたので、ある弁護士の夫婦に預けるという話になりました。
しかし私が生まれる直前、弁護士夫婦が女の子を希望したので話は無しになりました。
そこで養子縁組の順番待ちをしていた別の夫婦に電話がきました。
「期待していなかった男の子がいます。引き受けてもらえますか?」と聞かれ、「もちろん」と夫婦は答えました。
それで生みの母親が知ったのですが、その夫婦の奥さんは大学中退で夫の方は高校すら中退でした。
それで母は養子の書類へのサインを拒否しました。
最終的には息子を立派に大学生にしてもらうことを条件にサインしました。
これは私の人生のスタートでした。

17年後、私は無事に大学生になりました。
しかし、世間知らずな私はとても高い学費の大学を選んだので、両親の給料がすべて私の授業料へと消えていきました。
その半年後、私はそこに価値を感じなくなりました。
私は人生の目標がありませんでしたが、大学が導いてくれるとも思えませんでした。
私は親が必死で稼いだ金を垂れ流すだけだったのです。なので退学することにしました。それでも大丈夫だと信じて。
その時はとても怖かったのですが、今考えれば最良の選択でした。
その瞬間から、私は必修の授業に出る必要がなくなったので、もっと私の興味をひく授業に潜り込むようになりました。
素適な話ばかりではありません。
私には寮が無かったので友達の部屋の床で寝ていました。空のコーラ瓶をお店に返して5セントを稼ぎ食費の足しにしたり、日曜日にはヒンズー教会の夕食を食べるために11キロも歩いたりしました。最高の食事でした。
中退して私が興味をもったものは後に非常に価値のあるものとなりました。
ひとつ例を挙げましょう。
当時のリード大学には、国内最高のカリグラフィ(西洋書道)の授業がありました。学内のポスターやラベルはすべて美しい手書きの字でデザインされていました。
私は中退しており必修の授業に出る必要がなかったので、カリグラフィの授業を取って美しい字の書き方を学ぶことにしました。そこでセリフ体、サンセリフ体などの書体や様々な文字の隙間の調整など偉大なタイポグラフィを、偉大たらしめる要素を学びました。それは美しく歴史的で、科学では捉えきれない繊細さがありました。それに魅力を感じたのです。

そんなことも私の人生の役に立つとは思っていませんでしたが、しかし10年後、最初のMacintoshを作る時になってそれが蘇ったのです。
そのノウハウを活かし、Macは世界で初めて美しい活字を扱えるパソコンになりました。
大学でカリグラフィの授業に巡り合っていなければ、Macは沢山のフォントや、美しい字間調整を搭載することはなかったでしょう。しかしMacをパクったWindowsはそんな機能が省かれていましたが。
大学を辞めてなければその授業に出会わなかったでしょう。そして美しい活字を搭載したパソコンも現れなかったでしょう。
もちろんその出来事の繋がりを予想はしていませんでした。
しかし10年後に振り返ると、とても明白に見えていました。
点と点の繋がりは予測できません。後で振り返って点の繋がりに気づくのです。
今やっていることがどこかに繋がると信じてください。
何かを信じてください。あなたの根性、運命、業、なんでも構いません。
その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いていても自信をもって歩き通せるからです。それが人生に違いをもたらします。

<上記は、You Tube 映像の字幕から書き起こしています。スピーチの最初の話のみ、抜粋しています。>

転職も人生における点のような出会いと思います。

<コンサルタント T.I>

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