COLUMN
コラム:転職の技術
第505章
2011/06/05

最終決断に迷う方へ

転職活動を行う中で、時として迷う時が訪れます。
その迷う時の例として、今回は内定が出た企業への決断に迷う方についてお話させて頂きます。

転職活動を始めた当初は、なかなか書類や面接が通過せず、1つの会社の選考を通過することさえも苦労される方が多いはずです。しかし、選考を経験していく中で、面接官の目に留まる職務経歴書を完成させ、面接に対しても慣れてくると、選考が通過しやすくなったと感じることが多くなります。
そうすると、今までは内定が出れば入社したいと思えた企業でさえ、もっと上を目指せるのではないかという考えや他にも良い企業があるのではないかと欲が出てきてしまい、最終決断が出来なくなってしまいます。

しかし、ここで最終決断ができずに辞退をしてしまうと、その後の活動も失敗してしまうケースをよく目にします。

それは何故かというと、内定が出た企業が、現在の自分のスキルで転職出来る企業だからです。書類選考が通過し、面接慣れしてきたことで選考が通過しやすくなったと感じたのは受験する企業のレベル感を下げてきたからなのです。
よって、その後も内定が出る企業は、レベル感を下げてきた企業なので、一番最初に内定が出た企業よりも、さらにレベルが下がっているケースが多いです。

企業のレベル感というのは、今まで普通に仕事をしてきた中ではなかなか分からない基準なので、最終決断に迷う時は業界に詳しいエージェントに相談することで転職を失敗させないようにして下さい。

<セイヤ>

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