COLUMN
コラム:転職の技術
第475章
2010/10/24

IT転職市場の動向

世間では不景気や円高だと騒がれ、リーマンショック以降、企業の人材採用は激減している印象がありますが、実際、現在のIT転職市場がどのような状況になっているかをご存知でしょうか。

現在は採用を積極的に行っている企業と採用を行っていない企業の2極化になっており、採用を積極的に行う企業は着実に増え始めている状況です。

例えば、外資系大手コンサルティングファームは今年に入ってから積極的に採用を行っており、採用人数も数百名単位となっています。また、ハードウェアベンダーやソフトウェアベンダーも採用が積極的になりつつあり、最近、訪問したソフトウェアベンダーからは、今年に入ってから受注が急激に増えたと伺っており、人を採用しないと回らないとお話されておりました。

逆に採用に消極的な企業は国内系のSIerとなり、まだ息を潜めている状況です。
しかし、採用を積極的に行っている企業から仕事を請け負う協力会社からも人材募集のお話を頂くなど、SIerの仕事量もだんだんと増えてきています。

今まで景気が悪いからと言って、転職を停止してきた方にとっては、転職活動を再開する時期がきており、今がチャンスだとも言えます。現在は転職活動を停止した方が多いおかげで、転職市場における転職者の数が少ない状況です。
よって、求人が増えてきた今はハードルが下がり、選考が通過しやくなっていますので、今が転職のタイミングと言えるのです。

今後は急激に転職市場が活発になっていくと予想されますので、転職をお考えの方は、他の人よりも先手を打つことで、転職を成功させましょう!

<セイヤ>

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