COLUMN
コラム:転職の技術
第309章
2007/06/24

価値が減る、ということ

最近書店で、『資産運用』をタイトルにした本が目に付きます。

今まであまり興味を持たず、勉強もしてきませんでしたが、資産運用の関連本を少し読んで見ました。

いずれの本でも言っているのが、『現金の目減り』ということです。すなわち、預金をしていても金利が高いか安いか、ということ以外に、インフレ時には資産価値として 価値の目減りをしていくということを理解しておく必要がある、ということで す。

これらを読んでいて、フッと思いました。人間も同じではないかと。

仕事を通じて自分の価値をどう上げていくか、真剣に考えておかないと、自分の価値の目減りを招いてしまうということです。

過去2年、3年の間にどれだけ自分が成長したかを振り返ってみましょう。そしてこの先3年後、5年後の自分の将来を描いてみましょう。自分がどれだけ成長したか、ま たはこれから成長できるか。

それは営業力でも、技術力でも、マネージメント力でも何でも良いのです。1年前の自分と同じでは、時間(年齢)は過ぎていますので、実は自分の価値の目減りをしてい るかもしれません。

キャリアプランは自分の責任でしっかりと考えましょう。

<コンサルタント T.I>

注目のキーワード: