COLUMN
コラム:転職の技術
第242章
2006/02/13

27歳の転職

  私は転職のベストタイミングが27歳だと思っています。27歳で一度自分のキャリア考えるべきでは、と思っています。27歳で5年先、または7年先を見て、自分の夢や、あるべき姿、目指す方向に進んでいないなら、転職も1つの選択とすべきです。そのタイミングのベストが27歳と思います。

もちろん、27歳で転職すべきと言っている訳ではありません。その時点で5年先の自分自身の姿が描け、そして自分として納得できるならさらにその職場で自分を磨くのが最も好ましいと思います。また27歳以上で転職できないわけでもありません。

ではなぜ27歳でしょうか。社会人となり27歳位になると、社会、業界構造、仕事というものについて現実の世界が理解できます。学生時代または就職活動で、見えていなかった現実の世界が見え、ベストな選択ができるからです。

私は新卒で業界構造を理解することはかなり難しいと思っています。それを是正できるタイミングが社会人4から5年経過後の27歳と考えます。

一方、企業から見ても社会人4,5年経験している方は最も欲しい人材です。中途採用で求めるスキルも30歳以上になるとかなり厳しいものに変わってきます。会社を超えて適材適所の場所を求めるには、企業側、転職者側にとって最も選択値の広い年齢が27歳となります。

社会も企業も変化していきます。自らも変化を恐れずに挑戦していきましょう。

<コンサルタント TI>

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