COLUMN
コラム:転職の技術
第233章
2005/12/05

転職に失敗した時

  先週のコラムは「石の上にも3年か?」というテーマでした。先週は新卒で入社の例ですが、今回は「転職に失敗した。でも短期転職はやめたほうが良いか?」です。

最近、このような質問を頂きました。
「ある得意分野でさらに技術を磨こうと転職をした。しかし、入社してみたら、突然会社方針が変わって別の仕事をすることになってしまった。その仕事にはまったく興味がない。しかし転職したばかり2ヶ月での再転職活動は、長続きしない人間とレッテルを貼られるのでないか?」 と切実な悩みの相談です。

実は採用担当者は現職の勤務期間が短いからというだけで、単純にだめとは判断しません。どのような背景・理由でそうなったか総合的に判断を致します。

今回の場合は、理由が明確で、理解できるものであり全く問題ありません。むしろこのまま自分の指向と違う仕事を続けることにより得意の技術力が陳腐化することの方が問題となります。

短期で転職を繰り返すことは避けるべきであり、決して良い評価は得られません。しかし、なぜ今回転職を行なうのか、その理由が明確で納得できるものであれば全く問題にはなりません。

このような場合は是非、ご相談ください。

<コンサルタント TI>

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