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第1025章

面接で論理的思考力がチェックされる理由

2021年5月14日

求人票の求める経験欄で以下のような言葉を目にした事はないでしょうか。

「論理的思考力をお持ちの方」
「論理的に物事を考えられる方」

企業が求める採用要件には、しばしばこのような条件が書かれている事があります。仮に書かれていなかったとしても面接で論理的思考力を見る企業は数多くあります。
多くの企業が求めるこの論理的思考力、一体どういうものなのか。なぜこの能力が求められるのか、またその鍛え方はどうするのか。今回はその点についてお話したいと思います。

なぜロジカルシンキングが求められるのか?

この論理的思考力、なぜ多くの企業がこの力を求めるのでしょう。
結論から言いますと「一緒に仕事をしやすいから」となります。仕事では多くのコミュニケーションが発生しますが、その人から説明してもらう時に、筋だった説明をしてくれた方が分かりやすいですし、こちらの言う事をバラバラに理解するのではなく、ある程度関連性を持たせた上で筋立って理解してくれる人の方が一緒に仕事をしやすいと企業は考えます。

論理的思考力は仕事の多くの場面で必要とされる能力であるため、求人票でも必須条件として書かれている事が多く、またある程度のレベルの企業になると求人票に記載はなくとも、「身につけているのは前提」として面接を行う企業もあります。

また、この能力を身につけている場合とそうでない場合では、面接時に与える印象も大きく変わってくるため、求人条件に記載がない場合でも、身につけていた方が面接通過率は格段に上がります。

ロジカルシンキングの鍛え方

では、このロジカルシンキング、どのように鍛えていけばよいのでしょうか。
論理的思考力の鍛え方は様々な方法が提唱されておりますが、最も簡単な方法としては「自問自答」をする、つまり自分の中で「なぜ?」を繰り返す事です。そしてその回答が問いに対して筋立っているかのチェックを行います。そのチェックの仕方としては、「他の人に話しても理解してもらえそうかどうか」を基準に考えます。論理的つながりや客観性が保たれているかをチェックするわけです。更に可能であれば、自分の説明を誰かに聞いてもらうことがのぞましいでしょう。
このようになぜなぜを繰り返し練習していく事で、回答内容の論理性が洗練されていき、ロジカルシンキング力を鍛える事ができます。

転職活動においては、特に転職理由と志望動機、この二つについてなぜなぜを繰り返していく事をお勧めします。
「なぜ転職したいのか?」→「○○を身につけたいから」
「なぜ○○を身につけたいのか?」→「○○を身につけると将来に役立つから」
「なぜ将来に役立つと思うのか?」・・・

上記は一例ですが、このようになぜを繰り返していく事で、論理的思考力を鍛えると同時に自らのキャリアの深堀にも繋がり、思考力の鍛錬だけでなくその自問自答がそのまま面接対策にもなりますので、説得力のある質疑応答ができるようになるでしょう。

もちろん、転職理由や志望動機以外の質問についてもこのなぜなぜの繰り返しが非常に有効です。様々な質問の回答について自問自答する事で回答を洗練させると同時に論理的思考力も鍛えられ、意図しない質問についてもパッと答えることができるようになります。

まずは一回の「なぜ」から始める

以上、論理的思考力について、それが転職活動にとっていかに有効であるかをご説明しました。
これは転職活動や仕事のみならず、思考が要求されるあらゆる場面で役立つはずです。
「身につけるのが少し面倒だな」と言う方は、まずは一回の【なぜ】から始めてみてはいかがでしょうか。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

筆者 国吉 孝野
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