COLUMN
コラム:転職の技術
第18章
2001/08/06

資格の話あれこれ

東京では今年7月の平均気温が3.1度も高かったとか、暑い7月も終わり、残暑の8月に入りました。このメールを読む皆さんも夏休みの人も多いのでは・・。今朝の電車は随分空いていました。さて、暑い7月も松下電器の希望退職募集の話題など、人材の流動化を加速させる話題が多かったが、今日は資格のお話です。

『資格って役に立つのですか?』 『資格って転職に有利ですか?』 『IT業界に転職する為に資格を取ったんですけど・・?』 ……。

まずは、語学力(ここは英語に絞りましょう)の資格から。基本的には日常業務で使っている人はTOEICを取得していなくとも十分に実力説明はできる。テレコンやE-mailで使っていますと書けば良いでしょう。もし日常使ってない人は、自分の力を客観的に示す1つの方法として取得をお勧めしたい。最低でもTOEICで650点が第一段階の目標、次は800点以上を目指したい。英語必要という条件の場合はやはり800点は欲しい。

次は技術関係の資格であるが、求人情報からプラス評価されると記述されている資格を抽出してみる。MCP,MCSD,MCSE、SAP,Oracle Master、CCIE,CLP・・等が出てきた。いずれもベンダー系の資格であり、これらは評価されるといえるでしょう。残念ながら情報処理技術者試験の資格は余り出てこない。

資格はあくまでも業務経験を柱としてそれらを強化するものとしてベンダー資格があると考えるべきかと思います。業務の実戦でキャリアを積み、それを補強する形で資格はおおいに取得した方が良いと思われます。それがプラス評価となる。あくまでもプラスであり 実務経験なしで情報処理技術者資格をとってもなかなか道は険しいのが実態です。

夏休みが終わった方も、休み中の方も、これから夏休みの方も多いに暑い夏をエンジョイしましょう。

<コンサルタント R.I>

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