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コラム:転職の技術
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第10章
2001/06/11

最も変化に敏感なものが生き残る

『最も強いものや、最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る』

これはダーウィンの進化論 『種の起源』の一節です。

今、就職・転職関するに対する考え方、企業の人事制度は大きなうねりで変わってきています。10年後の自分と、その時の取り巻く環境を予測してみませんか?会社はどうなっているでしょう。会社組織は、社会環境は、自分のポジション、仕事内容はどうなっているでしょう。想像して自分の姿を描いてください。生き生きと、満足した仕事をしている自分が描けるでしょうか。

もし、10年後の会社の制度と社会環境を予測した上で、生き生きとした自分を描けている人は素晴らしい。このまま是非予定通りに突き進んでいただきたい。予測や想定と違うことが判ったらその時に再度キャリアプランを考えれば良いでしょう。10年後が難しければ、7年後でも、5年後でも良い。自分の姿をきちんと描いて欲しい。どうしても自分のあるべき姿、またはプロとしての自分の望む姿が浮かんでこないなら、それを一歩でも近づけるアクションをとるべきでしょう。

ある会社の人事の方は、面接の時に「この会社で一生頑張ります。」と言うような人は不合格とすると言っている。 年功や時間給から成果主義に、優秀な人の短期間での昇格、退職金の前払い制、同一年令での給与格差拡大、等々個人が好むか否かに関わらず制度は大きく変わっている。しかも急速に。今自分のキャリアプランをきちんと描いていないと唖然とする時が来ます。自分のキャリアは自分で作っていく精神が大事です。想像以上に取り巻く環境は変化しています。35才までが1つのキャリアアップのチャンスです。

でも安易な転職は禁物です。不安がある場合はしっかりしたエージェントを利用し、転職しましょう。

<あるコンサルタント より>

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