戦略ファームへの入り方(中途編) | ケンゾウの戦略コンサル物語 | IT転職 エージェント リーベル


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ケンゾウの戦略コンサル物語

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筆者プロフィール: ケンゾウ
大学院修了後、メーカーでエンジニアとして勤務。その後、外資系の戦略コンサルティングファームに転職。幾多の苦労を重ねながらも、数年間をそのファームで過ごした後に卒業し、現在は投資ファンドで働いている。

第16話
戦略ファームへの入り方(中途編)

戦略ファームに入るパターン

こんにちは、ケンゾウです。前回に続き、戦略ファームに入るパターン別のメリット・デメリットについて、ケンゾウの独断で語ってみたいと思います。

前回は、以下の新卒入社について書きましたので、今日は(2)中途入社について書いてみたいと思います。

(1)新卒入社
(2)中途入社
(3)MBA留学を経て入社

中途入社のメリット・デメリット

異論・反論があるかもしれませんが、個人的には、中途入社のほうが、新卒入社よりも入りやすいと思います。但し、第二新卒の場合は新卒入社に近い見方をされるため、その点はご留意下さい。

まず、新卒入社の競争率と比べると、さすがにそこまではありません。また、中途入社の場合は、業務経験を武器にすることが出来ます。つまり、単純な頭の良さ競争だけで勝負するのではなく、特定の業界や業務内容に関する知識、経験、実績などをアピールできるのです。

しかし、これは逆に言うと、前職でしっかり実績を残しておかないと評価されないということでもあるのですが。また、時折、ある特定の業界経験者の採用に力を入れることもあります。例えば、金融業界経験者を積極採用するとか、マーケティング経験者で募集するといったこともありますので、運良くそういったタイミングで応募できるとチャンスですね。

では、中途採用で入社するデメリットは何か?多くの場合、入社したての時は、新卒入社組の若手の作業スピードや仮説構築力にビビってしまうでしょう(私もそうでした)。また、マネージャーがアソシエイトである自分より年下、というケースも良くあります。入社するときの年齢にもよりますが、マネージャーやプリンシパルに昇進する年齢は、新卒組の方が若いことが多いです。

では、メリットは何かあるのでしょうか?一つは業界知識や業務知識が身についていることでしょう。いくら戦略ファームは知識で勝負せずに知恵で勝負するとは言っても、やはり業界知識・業務知識は武器になります。初めての業界を担当するときは、事前調査やプロジェクトが開始して最初の1週間で大量の知識をインプットしないといけませんが、業界知識があればプロジェクト初日からバリューが出せますし、最初に出てくる仮説の精度が高いため、手戻りが少なくプロジェクトを運営することが可能です。また、クライアントが安心してくれるのも事実です。

また、戦略ファームでは、(人によりますが)マネージャーになる前後くらいをめどに、プラクティスと呼ばれる業界別・テーマ別の専門チームに所属するようになります(ただし、ゆるいチーム分けなので、複数のプラクティスに所属したり、他プラクティスの仕事をしたりすることもよくあります)。中途入社の場合は、前職の業界のプラクティスに入る人が多く、比較的早い段階でプラクティスを決めることが出来るのもメリットだと思います。ただし、あまり早い段階でプラクティスに入ってしまうと、同じ業界の仕事しかしたことがないという状況になりかねないので、理想的には、入社して1年半くらいは幅広く仕事をして、2〜3年目あたりで特定プラクティスの仕事を増やすのが理想的な気がします。

新卒入社で戦略ファームに入った人は、良く言えばどんな業界でも関係なく仕事ができるので、私からすると凄いなと思うのですが、逆に、新卒入社の若手から「中途入社の方は専門性があって羨ましい」と言われることもありました。

このように、新卒入社と中途入社では一長一短があります。前回コラムでは「あえてオススメするなら中途入社かな」と書いたのは、この業界経験・業務経験が貴重だなあと思うからですが、皆さんだったら、新卒入社と中途入社のどちらがいいと思いますか?

(次回につづく)

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