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実際の業務内容はどういうものか?仕事のやりがいは?アウトソーシングコンサルタントに合っている人とは?アウトソーシングコンサルタントを目指す人には必読の最終回! | アビームコンサルティング

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アビームコンサルティング

アウトソーシングコンサルタントという仕事の実態について、アビームコンサルティングの三島強氏にリーベル社長の田中祐介が訊く対談もいよいよ最終回。今回は、三島氏のもとでアウトソーシングコンサルタントのメンバーとして日々奮闘する入社5年目の若手・野村めぐみ氏にも加わってもらい、実際の業務内容や仕事のやりがいについて語ってもらった。そして、現在、アビームコンサルティングは、どのような人材にアウトソーシングコンサルタントとして同社に加わってほしいと考えているのか? 今後、アウトソーシングコンサルタントを目指す人は必読の内容だ。

<プロフィール>

アビームコンサルティング株式会社
プロセス&テクノロジービジネスユニット
ITMSセクター
エキスパート
三島 強 氏
2000年、大手メーカーにSEとして入社。2008年に外資系総合コンサルティングファームに転職し、主にSAP導入コンサルティングを担当。2010年にアビームコンサルティングに入社。以後、アウトソーシングコンサルタントとして活動。現在はサービスデリバリーマネージャーとして、運用保守のプロセス設計や人材リソース管理、クライアントへの提案活動などに従事する。
アビームコンサルティング株式会社
プロセス&テクノロジービジネスユニット
ITMSセクター
コンサルタント
野村めぐみ 氏
2013年、アビームコンサルティング入社。大規模な運用保守プロジェクトを経験した後、2015年から現在の部署に異動し、アウトソーシングコンサルタントに。現在、メンバーとして自動車部品、エネルギー、学校法人といった様々なクライアントのシステム運用保守及び問い合わせ対応を担当する。
株式会社リーベル
代表取締役 チーフコンサルタント
田中 祐介
Javaエンジニアからキャリアをスタート。要件定義から設計・開発、保守運用まで自ら経験したのち、アビームコンサルティングに転職。ITコンサルタントとしてフィージビリティスタディやIT基盤構想策定などの上流からプロジェクト推進まで幅広く対応。
リーベルでは、IT業界における多方面にわたる経験を生かして様々な方を支援。2016年、代表取締役に就任。

アウトソーシングコンサルタントって、そこまでするんですか!

田中:それではここからは野村さんにもお話に加わっていただきます。野村さんのお仕事について、これまでのキャリアを交えつつお話し願えますか?

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野村氏:私は新卒5年目で、入社以来一貫して運用保守の仕事をしています。最初の2年間は、アウトソーシングではなく別の部署に所属していました。大規模な運用保守プロジェクトに加わり、クライアント先にてオンサイトで働いていましたが、次第にコンサルティングファームに入ったからには、もっと色々な業界を見たい、且つ得意な語学を活かしてグローバルな仕事をしたい、と感じるようになってきて。ちょうどそんな時、ITMSのセクター長から、「アウトソーシングの部署で英語ができる人を必要としているからどう?」と打診があり、「ぜひ行かせてください!」と即答しました。現在はアウトソーシングコンサルタントのメンバーとして、自動車部品、エネルギー、学校法人といった、外資も含む複数のクライアントを担当しています。

田中:今のお仕事の、具体的な内容を教えていただけますか?

野村氏:メインはクライアントからのお問い合わせ対応やシステムの障害対応、機能変更です。特に海外のクライアントだと、「法律要件をクリアするためには、どうしたらよいのかわからないので手伝ってほしい」といったご相談に乗ることもありますね。メールや電話会議などで具体的な要件をヒヤリングしながら、追加すべき仕様と不要なものを整理し、誰にでも分かりやすいよう説明しながら、業務を進めていきます。

田中:海外の法律に関する相談!そういうことまでやるんですか! となるとクライアントの業界や業務にも精通していなくてはならないので、一般的な運用保守エンジニアでは対応できませんね。まさにコンサルタントの仕事ですね。

野村氏:もともと幅広い業界を見てみたいという希望があったので、それが叶えられています。基本的には本社にいて、リモートで対応していますが、SDMと一緒にクライアント先での打ち合わせや定例会に行くこともあります。

クライアントが困った時に名指しで相談してもらえるのが大きなやり甲斐に

田中:仕事をしていて大変なのはどんなことですか?

野村氏:そうですね…。複数のクライアントを担当しているのですが、特に日系の企業様だと、大きなイベントが起きるタイミングが同じなんですよ。年度初めは4月ですし。3月末から4月の頭にかけては、お問合わせのリクエストが集中してしまい、それに対応するのが大変です。

田中:その時期には、どのような問い合わせが来るんですか?

野村氏:例えば、固定資産の処理をどうやったらいいかとか、貸借対照表を見ると金額が合っていない気がするがどうすればいいか? とか様々です。

田中:そんな会計業務の相談にまで対応するんですね!

野村氏:はい。

田中:では野村さんとしては、どのようなところにアウトソーシングコンサルタントとしてのやり甲斐を感じていらっしゃいますか?

野村氏:クライアントと直接顔を合わせない状態で仕事をすることが大半ですが、それでも何か困ったことが起きた時に、「野村さんに」と名指しでご相談をいただける時ですね。「やっていてよかったな」と思います。

田中:これは三島さんにも訊いてみたいですね。三島さんは、どんな時にやり甲斐を感じますか?

三島氏:SDMとしては、やはり運用保守の案件から、導入など他のプロジェクト受注に繋がっていった時ですね。それによって、先にお話ししたように、プロジェクトマネージャーやプログラムマネージャー、IT企画立案といったように、自分自身のできる領域も広がっていく。そこが楽しいですし、喜びも感じられます。

田中:お話を伺っていると、非常に良いキャリアですよね。積み上げ感があるというか。
先ほども申しましたが、私はSE時代もコンサルタント時代も、導入をメインにやっていて。チャレンジングで面白かったのですが、クライアントにとって本当に良いものができているのか、不安になることもありました。しかも、信頼を得ても、また次のクライアントに対してイチから関係を構築するとなると、結構負荷が高かったりもしました。

三島氏:わかります。

田中:その点、アウトソーシングコンサルタントのように、1つのクライアントを長く担当すれば、クライアントのために何が最善なのか、どうしたら提案を通せるか、といったことが自ずとわかってくるじゃないですか? その上、自分のできる範囲も広がる。理想的なキャリア形成の仕方だと感じますね。

三島氏:そうかもしれませんね。

田中:野村さんは、今後、どのようなキャリアパスを考えていますか?

野村氏:まだ具体的にこのポジションに就きたい、などということは見えていないのですが、今、色々なクライアントとお仕事をさせていただいているので、その中から興味のある業界や、自分の強みなどを見つけていきたいですね。
そして、ITMSセクター長は私のロールモデルのような存在です。皆をポジティブに引っ張っていってくれて、リーダーとしての姿勢を学ぶことも多く、女性でもあり、仕事と家庭を両立されていらっしゃる姿は私の目指したい姿です。
また今日、三島さんのお話を聞いて、私にも更に様々なキャリアパスが広がっているんだなと改めて感じました(笑)

田中:それはよかったです(笑)

人材に最も強く求めるのは“プロアクティブ”であること。システムの導入経験があると望ましい

田中:それではいよいよ、貴社のアウトソーシングコンサルタントとして働きたいという人に求める、人材像についてお伺いいたします。どのような人材を求めますか?

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三島氏:まず、アビームコンサルティング全体として、「何事にも自発的且つプロアクティブに取り組める方」であってほしいですね。弊社が掲げている人材像として、「あきらめない人」「自ら動いて他者を巻き込める人」「変化を楽しめる人」というキーワードがあるのですが、それに合致することが第一条件。その上で、自分なりの専門領域を持っていていただきたいです。

田中:経験やスキルの面ではいかがでしょう?

三島氏:必須ではありませんが、あると望ましいのはシステムの導入経験です。運用保守の仕事をするにあたり、とてもプラスになりますから。
我々の部署に転職を希望される方は、以前から運用保守をやっていた方が多いんです。おそらくそういう方々は、クライアント先に何カ月も常駐してやっていらっしゃった方がほとんどで、業務内容的にも我々がやっていることとは少し違うのではないかと思います。しかしながら、更に幅を広げてクライアントに必要な知見を積極的にキャッチアップして活躍したいという方であれば、運用保守経験のみの方でも、入社後に成長し、活躍していただけています。

田中:もともと運用保守をやっていた方であれば、業務内容が近いのではないかと思ったのですが、ちょっと違うと。どういうところでギャップがあるんでしょうか。

三島氏:まず、一般的に運用保守というのは人月ビジネス、つまり、何人のメンバーを何カ月の間、特定のクライアントに対応させるか、といった契約であることが多い。それに対し、我々の場合、基本的に時間課金制なんです。
かつ、野村のように、複数のクライアントを担当します。A社には40時間、B社には30時間、という形で時間を割り振って。

田中:それは珍しいですねえ。

三島氏:実際、私自身、転職してきて一番驚いたのがそこだったんですが(笑)
アビームコンサルティングでは、それでもうまく業務が回るよう、効率的に働くためのプロセスや、担当者によってサービス品質のばらつきが出ないように標準化する仕組みまで、深く考えられています。人月単位で働いていた人は私同様、まずはそこに面食らうと思うのですが、ぜひともそのあたりについても学んでいただきたいですね。「なぜ時間課金制にしているのか」がやっていくうちに理解できると思います。

田中:野村さんはいかがでしょう? こういう人と一緒に働きたい、という思いはありますか?

野村氏:1人ひとりが、それぞれクライアントを担当するので、ともすれば個人プレーのように見えがちなのですが、クライアント単位でチームを構成しています。ですから、チームとして最大の結果を出すための考えを共有できる仲間であって欲しい。クライアントに高い付加価値を提供できるように互いに協力しあい、一緒にクライアントの方を向いてやっていける方であることがすごく大事になると思います。

田中:なるほど。一匹狼的な方では困るということですね。

野村氏:ええ。あとは三島も申し上げました“プロアクティブ”ということですね。クライアントに言われたことを、ただその通りにやるだけでなく、「本当にそれが最善なのか?」「そもそも、この業務は必要なのか?」と立ち止まってゼロベースで考えられることが大切。そういう方と一緒に仕事ができたら、お互いに気づきを与え合い、チームとしても良いものを生み出していけると思いますね。

アウトソーシングコンサルタントは残業ゼロ? それともニーヨンサンロクゴ?

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田中:入社後の働き方についても伺いたいのですが、アウトソーシングだったら稼働時間が減るからやりたい、と考える人もいるし、逆に、いやいや、運用保守なんだから24時間365日体制、いわゆる「ニーヨンサンロクゴ」で大変なのでは? というイメージを持っている人もいると思います。実際のところはどうなんでしょう?

三島氏:先ほど申し上げたように、我々の部署では、人月単位でなく、時間課金で作業時間を管理しています。それは裏返せば、各人が働く時間をそこまで精緻にコントロールできているということでもあるわけです。
実際、我々の部署には、お子さんを持ちながら働く女性コンサルタントも多くいて、その中には時短勤務をしている人もいます。そういう社員が主力メンバーとして活躍できる環境であることは確かです。

田中:いわゆる「ニーヨンサンロクゴ」とは異なる世界と言えそうですね。

三島氏:とはいえ、仕事内容として、クライアントの「困った」が起点になることが多いので、「明日までに何とかしないとクライアントのビジネスが止まる」という時にはやらなくてはならないのは当然です。そのあたりの二面性があることについては理解していただきたいですね。

田中:まあ、それはアウトソーシングに限らず、ITに関わりがあればどこでも同じですよね。事業会社でもそうですし(笑)

三島氏:クライアントはどうしても、24時間365日で対応してほしいと思いがちですが、突き詰めていくと、翌日の朝までに復旧していれば問題ない、ということも多いわけですし。また、障害対応について軽度なものは、名古屋にあるグループ会社や海外のオフショアで、24時間受け付ける体制もあります。従って、我々アウトソーシングコンサルタントが業務時間外に受け付けるのは、緊急性の高いクライアントからの要望や、コンサルタントの判断が必要なケースに限定されます。

田中:しっかりと負荷を配分できる体制ができているんですね。

“リアルパートナー”を最もよく体現しているのはアウトソーシングコンサルタントかもしれない

田中:それでは最後に、今後、アビームコンサルティングに転職して、アウトソーシングコンサルタントとして働くことを希望する方に、三島さんからメッセージをお願いします。

三島氏:コンサルティング業界を見渡した時に、アウトソーシングに限らず、アビームコンサルティングの特長といえるのは、「チームワークを大切にしている」ことだと思います。もちろん、プロフェッショナルとして個々が成立した上で、ですが。コンサルティングファームといえば、競争が激しく、人間関係がギスギスしているイメージを持っている人もいらっしゃるかもしれませんが、当社は全くそんなことはありません。
転職すると環境が全て変わり、人間関係もイチから構築していかなくてはならないということで不安を感じたりもするでしょうが、弊社はチームワークが良い分、1人で悩むことはありません。私自身、転職してきて、それを実感しています。ぜひとも思い切ってチャレンジしていただきたいですね。

田中:今日、お話を伺うまでは、アウトソーシングコンサルタントというと、メーカーやベンダーの運用保守エンジニアに提案がくっつくくらいかな、と漠然と思っていたんです。でも実際は、コンサルタントとしてのスタンスも発揮するバリューも、ビジネスコンサルタントや導入コンサルタントと全く変わらないということがよくわかりました。そして、貴社の“リアルパートナー”というキーワードを最もよく体現しているのは、実はこのアウトソーシングコンサルタントではないか、とも感じましたね。本日は長時間、ありがとうございました!

三島氏・野村氏:こちらこそありがとうございました!

ライター プロフィール

荒濱 一(あらはま・はじめ)

1971年、東京生まれ。上智大学文学部教育学科卒。高校教諭、タイ・インドでの広告代理店勤務を経て、1998年からライターとして活動を開始する。現在、ビジネス(特に人材・起業)、IT/デジタル機器、著名人インタビューなど幅広い分野で記事を執筆するほか、広告コピー分野でも活躍。

◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)

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