株式会社メドレー | 注目企業インタビュー | IT転職 エージェント リーベル


株式会社メドレー | 注目企業インタビュー

独自のオンライン診療システムが話題の「医療×IT」ベンチャーの雄 「業務スキルを併せ持つエンジニア」を積極採用 | 株式会社メドレー

メドレーの
現在の求人・情報はこちらからご覧いただけます。

この企業への求人情報はこちら
メドレー

  メドレーは、2009年6月に設立された、「医療×IT」のベンチャー企業だ。「医療ヘルスケア分野の課題を解決すること」をミッションとして様々なインターネットサービスを提供。メイン事業である医療介護求人サイト「ジョブメドレー」に加え、2016年2月にスタートした新サービス「CLINICS」では、スマートフォンを用いたオンライン診療や、それと連携するクラウド型電子カルテを実現。医療現場で使われる基幹システムにまで切り込み、医療業界にイノベーションを起こそうとしている。代表取締役の1人が医師で、社員にも約10人の医師がいることから医療現場を知り尽くしているのに加え、業界団体の太いパイプや高度な技術力を有するのも同社の特長だ。
  今や社員数も300人規模に増加。2018年には港区六本木の高層ビルにオフィスを移転するなどまさに伸び盛りの同社は、現在、新たな成長に向けキャリア人材の採用に積極的だ。取締役CTOの平山宗介氏に詳細な事業内容や求める人材像を語ってもらうとともに、2018年に同社に転職してきたエンジニアの有馬慶氏に、転職先に同社を選んだ理由や現在の仕事のやりがいについて訊いた。

会社内に医師が常勤。真の「医療×IT」を追求する

  近年、「医療×IT」を標榜する企業が続々と登場している。そんな中、メドレーの最大の特徴といえるのは「会社内に医師がいる」ことだろう。2人いる代表取締役のうち1人は「代表取締役医師」。さらに社員の中にも常勤・非常勤合わせて約10人の医師が在籍している。担当している業務は、厚労省や医師会をはじめとする業界団体との折衝や、同社が開発する電子カルテをはじめとする製品の営業、オンライン医療事典の編纂など幅広い。製品やサービスを開発するにあたっても、彼ら医師の意見が存分に取り入れられる。その多くは、「臨床現場にいても、ミクロの課題は解決できるがマクロの課題は解決できない」と考え、メドレーに参画したという。

  「『医療×IT』といいながらも、実態は『医療+IT』である企業も多いと思うんです。その点、当社は、社内に医師がおり、開発者と医師が、主従関係ではなく、がっちりチームを組んでプロダクトやサービスの開発にあたっている。本当の意味での『医療×IT』を実現できているのが強みになっていると感じますね」と、同社の取締役CTOである平山宗介氏は自信を見せる。

医療介護求人サイト、オンライン診療システムなど4つの事業を展開

写真

取締役CTO
平山 宗介 氏

  メドレーが手掛けている事業は大きく4つある。まずはメイン事業といえる日本最大級の医療介護求人サイト「ジョブメドレー」だ。成果報酬制度を採っており、掲載費も無料。競合の求人サイトよりも安価に採用活動が行えるということで評判を集め、現在、17万事業所を紹介するまでに。累計利用者数は40万人を突破している。医療介護分野の人材はITリテラシーがそれほど高くないケースもあるため、単純にWebサイトでマッチングを行うだけでなく、電話でフォローアップするなど手厚くサポートしているのも人気のポイントだ。

  2つめが、2016年2月にスタートしたオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」だ。これは、インターネットを通じて、予約からビデオチャットでの診察、決済、処方箋の配送までを行えるもの。患者は手持ちのPCやスマートフォンを用いて、自宅で診察を受けられる。極めて画期的なシステムだ。1200以上の医療機関と契約を締結。現在のところ、利用者は過疎地や離島に住む人や、都内に住む多忙なビジネスパーソンが多いという。現状、「原則として初診は対面診療で行う」などのレギュレーションがあり、今後の普及に向けてもそうした法制度面が課題となる。

  また、同社ではこの「CLINICSオンライン診療」と連動して使えるクラウド型の電子カルテ「CLINICSカルテ」も自社で開発し、販売している。これは日医標準レセプトソフト「ORCA」をあらかじめ内包していることから別途レセプトソフトを準備する必要がなく、患者受付〜診察〜会計〜レセプト処理までの全ての業務を、統一されたユーザーインターフェースで操作できるのが特長だ。また、電子カルテ上から患者の持つ「CLINICSオンライン診療アプリ」とつながる機能を搭載。これにより、電子カルテから直接、診療データや疾患情報などをアプリ経由で患者と共有したり、患者が事前記入した問診票をカルテ上に反映させたりすることで、様々な医療効率化に貢献する。

  「多くの病院では、カルテはまだ紙主体。電子カルテを導入している病院は3割ほどしかなく、クラウド化しているのはそのうち1割しかありません。クラウド化が全てではありませんが、クラウド化することで業務効率は圧倒的に高まります」と平山氏は語る。

  3つめは、オンライン医療事典「MEDLEY」だ。これは1500以上の病気、3万の薬、17万の病院などの情報がワンストップでまとまった医療のデータベースメディア。特徴的なのは、前出のように、メドレー社内にいる医師が、常に学術的に正しい情報を更新し続けていることだ。編纂にあたっては、社内のみならず、社外の700人を超える医師の協力も得ている。

  そして最後が、医療に強い介護施設・老人ホームの検索サイト「介護のほんね」だ。介護施設や老人ホームはある意味、ブラックボックスになっており、何を基準に選んだらいいかわからない面もある。このサイトでは各施設に関する豊富な情報を客観的な視点から掲載している。入居にあたっては、電話相談窓口を設け、1人ひとりに合わせた施設選びをサポート。成功報酬型で収益を得ている。

  今後は、歯科や調剤薬局といった、従来手をつけていなかった分野の課題解決にも乗り出していく計画。「CLINICSオンライン診療」でのオンライン診療については、「多くの人、特に高齢の方にとっては、病院に行くのが習慣になっており、なかなか一気に普及させるのは難しい。健康相談やセカンドオピニオンといったようなライトなところでも活用を進めていきたい」と平山氏は語る。

エンジニアリングは「都市を作る」イメージ

写真

  こうしたメドレーの事業展開を支えるのが、平山氏が率いるエンジニアリング部隊だ。同社の約300人のうち、約30人がプロダクト開発に携わるエンジニア。特に同社のエンジニアは、比較的年齢層が高めで、様々な経験を積んだ高度な開発力を有する人材が集結していることで知られている。

  「受託会社だと、エンジニアは要件が決まったものを作るだけ。我々がやっているのはそういうことではありません。ちょっと抽象的になりますが、『都市をつくる』イメージですね。都市をつくる際には、適当にビルを建てるのではなく、線路や駅、商業施設などをうまく配置することで、間接的に人を誘導して、『人の流れ』を作るじゃないですか? 当社のエンジニアは、そこを踏まえるのが『エンジニアリング』だと考えています」

  例えば、電子カルテシステムをつくるにあたり、「これは必要ないのでは?」とほとんどの人が思いながらも、慣例のように入っている機能があるとする。そこでその機能を入れてしまったら、従来からの文化が残ってしまう。だからメドレーのエンジニアは「その機能は入れない」という決断をする。これにより新しい「流れ」を生み出しているわけだ。

  開発スピードが極めて速いのも同社の特徴。平山氏自身がプロダクトマネージャーを務めた「CLINICS」のシステムについても、社長の瀧口浩平氏と平山氏が話していて、「やろう!」となった1〜2ヶ月後には、2、3人のチームでシステムの原型をつくり上げ、半年後にはサービス提供を開始していた。

  「最初から完全なシステムをつくろうとしたら何年もかかります。とにかく早く『離陸させる』必要がある。それには『最悪、ここだけ押さえておけば大丈夫』という、ある意味、『北斗の拳』でいう『秘孔』のようなものを見つけておいて、あとはつくりながら完成度を高めていけばいい。その『秘孔』を見極めるのが、事業立ち上げ期のプロダクトマネージャーの大事な役割だと思います」と平山氏は笑顔で説明する。

コードが書けて業務知識もある「ギーク族とスーツ族の間」の人材を募集

  事業の拡大を背景に、メドレーではエンジニアのキャリア採用を積極的に行っている。同社のエンジニアは「サムライっぽい人が多い」と平山氏は表現する。これは、様々な会社で豊富な経験を積んだプロフェッショナルが多数を占めているという意味だ。年齢層も30代後半から40代前半と中心と、ベンチャーとしては高めだ。

  「昨今、ベンチャーというと、仲良しが集まって楽しくやっている、みたいな印象が強いですよね? 当社はそうじゃなく、『メジャーリーグ集団』になりたいと思っています。結果を出したらそれ相応の報酬を払うし、結果には最大限コミットする」と平山氏。今後入社するエンジニアについても、「自立したプロフェッショナル」であることは大前提だ。

  同社では、ITコンサルティングとWeb系のベンチャーの両方で経験を積んだ人が活躍しているケースが多いという。今後も求めるのはそのような人材だ。

  スキル的には、コードを自分で書けることはマスト。また、クラウド周りの技術についても、細部まではわからなくてもいいが、「こうすれば形になるな」と頭の中で描けるくらいの知識は必要だ。

  さらに、エンジニアであっても、きちんと業務についてわかっていることも必須だ。業務を俯瞰して、適切に進めていく能力が求められる。「エンジニアとしてのスキルと業務スキル、どちらが欠けていても当社では厳しいですね。ギーク族とスーツ族の間、みたいな人材を求めています」と平山氏は言う。

  一方、マインド面では、「我々が仕事をするのは『世の中に価値を生み出す』ためだ」という、いわばパブリックマインドを持っていることが大事。さらに自分だけの正義で物事を判断するのではなく、自分を俯瞰して見られること、つまり「メタ認知」できることも不可欠だ。

自分で考えたものを自分で形にし、運用までできるのが面白い

写真

開発本部 第二開発部 エンジニア
有馬 慶 氏

  こうした点をクリアして、2018年3月、同社にキャリア入社したエンジニアが有馬慶氏だ。現在、開発本部第二開発部に所属し、「CLINICSカルテ」の開発に携わっている。特に「CLINICSカルテ」と他社システム・院内システムを繋げる連携基盤を開発するのがメイン業務だ。

  有馬氏は、SI側とWeb側、両方のキャリアを持っているのが特徴。まずは中小ソフトウエアハウスで1年半働いてエンジニアとしての基礎を身に付け、続いてアクセンチュアで3年半、プライムでの大規模システム開発を経験。続いて、もう少しユーザーに近い立場で仕事をしたいということからサイバーエージェントに転職し、主にアバターサービス「アメーバピグ」の開発に携わっていた。「ここでは負荷がかかってもサイトが落ちないようにする、今で言うSRE(Site Reliability Engineering)的な、基盤寄りの仕事をしていましたね」と有馬氏。さらに「アメーバピグ」のスマホ版や「Abema TV」のシステム開発などを行うなどして、約5年間勤務した後、クラウド会計ソフトを提供するfreeeに転職。様々なデータをfreeeのシステムに自動記入していくアカウント・アグリゲーションシステムの開発を約2年担当。そしてメドレーに加わった。

  メドレーに転職した理由について有馬氏は、「サイバーエージェント時代の同僚で先にメドレーに加わっていた人がいて、彼の話から2点に興味を持ちました」と語る。1点は、「医療」という、自分たちの生活の中で遠そうで意外に身近な分野で世の中に貢献することを目指していること。もう1つは、メドレーでは、基本的にエンジニアをフロントエンドやバックエンドなどに分けずに、1人のエンジニアが企画から導入・運用・保守まで全てに渡って主体的に関わっていくことだった。「私はそれまで、バックエンド、インフラの領域で経験を積んでいました。それを活かしていけるのではないかと考えたんです」と有馬氏は言う。

  入社してみて、その予想は正しかった。メドレーでは、AWSの構成を考えてインフラやアーキテクチャーをつくるところから、アプリケーションの実装、リリース、運用にまで全て関わる。さらに、システム面だけでなく、プロダクトの企画面においても、社内に常駐している医師たちと話し合い、要件定義を行っていく。

  「言われたとおりにつくる、というのではなく、『そもそもなぜこういう要望が出ていたんだっけ?』とか『本当にあるべきものはどういうものか?』といったところまで自分で考えて、プロダクトとして動かし、改善まで行う。大変ですが、主体的に仕事ができるのが面白いですね」と有馬氏は満足げだ。

  働いてみての感想として有馬氏は、「第一線で活躍してきた優秀なエンジニアがたくさんいて、刺激を受けますね。ストイックな雰囲気があります」と強調。さらに、ベテランが多いだけあって、無駄なことはやらずに時間内にきっちり仕事を片付けようという意識が高く、メリハリのついた働き方をしている点も印象的だったという。

  そしてもう1つ驚いたのが、「スピードの速さ」だ。「常駐の医師たちと打ち合わせをして、すぐに手を動かしてシステムをつくり始め、検証をし、小さいものだと1週間から数週間、大きいものでも数ヶ月程度で完成させてしまう。このスピード感も刺激的ですね」と笑顔で語る。

写真

この会社で働くことで「人生の視座が上がる」

  メドレーでは転職者に対するサポート体制も万全だ。同社では1人ひとりにメンターが付くメンター制度を採っており、毎週金曜日には1on1のミーティングを行っているので、困ったことがあれば何でも相談できる。また、情報共有のシステムも整っているため、わからないことが出てきたら、そこにアクセスをして解決することも可能だ。

  メドレーでできる成長として、平山氏はまず、高いレベルの技術を持つ人材が多数おり、それに感化されてテクニカルスキルを伸ばせることを挙げる。そしてもう1つ強調するのが、「人生の視座を上げられる」ということだ。
「例えば、『なぜこの機能が必要なのか?』を考えると、それが必要となった経緯や、関連する法律まで考えざるを得ない。そうしていくうちに、物事を深掘りして考える癖がつくと思いますね」

  その上で、さらに転職希望者に向けてこんなメッセージを送る。
「テクノロジーにはAIなどキャッチーで人目を引くものもありますが、我々のように『レガシーなものを現在のテクノロジ―に持ってくる』という仕事もすごく大事だと思う。そういうところに共感できる方には、ぜひいらしてほしいですね。お待ちしています」

ライター プロフィール

荒濱 一(あらはま・はじめ)

1971年、東京生まれ。上智大学文学部教育学科卒。高校教諭、タイ・インドでの広告代理店勤務を経て、1998年からライターとして活動を開始する。現在、ビジネス(特に人材・起業)、IT/デジタル機器、著名人インタビューなど幅広い分野で記事を執筆するほか、広告コピー分野でも活躍。

◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)

リーベルコンサルタントから一言

ようやく医療業界にもITが入り込み、たくさんの企業がこの領域に参入していますが、その中でも本気で医療を変えていこうというのがこのメドレーという会社です。
代表取締役医師を筆頭に何人もの医師が同社にて働いていて、国や業界を動かすための専門組織を持って業界にアプローチしているのは同社くらいではないでしょうか。
同社の方とお話しをして一様に感じるのは、本気で業界を変えようという熱意。
企業が働き易さ合戦を繰り広げるこの時代に窮屈さを感じ、もっともっと熱く生きたいなら、メドレーがあなたを待っています。

株式会社メドレーへの転職をお考えの方へ

IT業界出身のコンサルタントが、
あなたの転職活動をフルサポートいたします。

転職支援サービス
に申し込む無料

このページのトップへ