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「画像処理」にこだわり続けた結果、手にしたのは“技術者としての満足” | オリンパスソフトウェアテクノロジー

プロフィール

中央大学理工学部管理工学科ではロボット工学の研究室に在籍し画像処理の研究に没頭する。卒業後は大手自動車部品メーカーに入社し、自動車用部品の検査装置の開発に従事。 4年後、画像処理に携わるために転職を決意し、大手企業の研究所へ。2年間ロボットの画像処理の研究開発に心血を注ぐ。その後通信機器メーカーを経て、オリンパスソフトウェアテクノロジーに入社。

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宮脇さんは、大学卒業後6年間で3回の転職を経験。転職回数は多い部類に入る。しかしそれには明確な理由があった。転職の理由や経緯、キャリア選択で重大な岐路に立たされたときの決断などをリーベル代表の石川が聞いた。

画像処理への執念

  宮脇さんのエンジニアとしての原点。それは学生時代まで遡る。宮脇さんはロボット工学の研究室に入り、“目”の役割を果たす「画像処理」の研究に日々励んだ。

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石川:学生時代に「画像処理」を研究されていたそうですね。

宮脇さん:研究テーマは、「移動ロボットのビジュアルフィードバックを用いたナビゲーション」。車輪付ロボットにカメラを載せて、画面内で移動するマーカーを追跡するような画像処理システムの研究開発です。

  人がマーカーを持って歩くとロボットが付いていくもので、ここで画像処理というものに出会いました。その研究が楽しかったので、大学院に進むか就職するか悩んだのですが、最終的には大手自動車部品メーカーへの就職を選びました。画像処理の応用分野であるITS(高度道路交通システム)の研究を進めている会社だったので、自分の好きな研究が続けられると思いました。

石川:継続して高度な画像処理の研究を続けられたわけですね?

宮脇さん:そうなればよかったのですが……。現実的にはその研究は縮小傾向で、ITS関連の画像処理には携われないことに。結局自動車用部品向け検査装置の画像処理技術の開発が主な仕事となりました。確かに自分の好きな画像処理分野。でももう少し高いレベルの研究を期待していた私にとってそれは少々物足りないもの。検査装置のロボット化を提案するなど、会社の中でやりたいことを生み出す努力をしたつもりですが、コストダウンが厳しく問われている業界の中で、逆にお金がかかる提案は受け入れられなかった。ここでは自分の好きな研究ができない。そう考えた私は、転職に踏み切る決心を固めました。

石川:そのときはどのような会社を受け、またどういう結果でしたか?

宮脇さん:画像処理が研究できる会社として最初に思い浮かんだのが、やはり同じようにITSを研究する自動車メーカーでした。実際に探してメーカー系の研究所を5、6社応募し面接を受けました。でも、見事に落ちた。研究所では、経験を積んだ即戦力の技術者を求めていて、私は採用できるレベルではないと判断されたのです。やりたい気持ちと、社会に出てからやってきたこととの大きな隔たり。その時点ではどうにもできないギャップでした。

石川:現状ではできないから他社でやりたい。しかしやってこなかったから受け入れられない。仕事優先の転職を目指した場合、よく見られるジレンマですね。

宮脇さん:はい、色んなところを受けて現実を知り、打ち負かされました。でもおかげで好きなことをやるのに何が足りないか実感できました。まだ25歳だったので、取り返しはつく。自分としてはどうしても高度な画像処理の研究や開発に携わりたいし、そこは譲れない部分。そこで、大学院に行くつもりで2年間くらい雇用形態にとらわれずに技術を磨くことに専念し、ギャップを埋めることにしました。派遣に近い形で大手企業の研究所に入ったのはそういった理由があったからです。

「楽しい」と思える仕事を捨てることはできない

  大手企業の研究所からの再出発。そこでは最先端のロボット研究が進められていた。少々回り道をしたが、宮脇さんは再び高度な画像処理の研究の場へ戻ることができた。

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石川:すばらしい選択だったですね。自分の希望する仕事をするために、正社員か派遣かというような立場より、技術力向上や仕事を選んだ。自分の年齢も考えてこのような選択をしたということは、同じ問題を抱えている人には大変参考になると思います。入社してみてどうでしたか?

宮脇さん:そうですね。そこでは人間と共存できるロボットの開発が推進されていて、私は画像処理を担当。ただし、レベルは大学時代とは比べ物にならないくらい高かった。大学時代、カメラは1台でしたが、研究所では2台使って三次元マップを作成し障害物を避けながら移動する高度なシステムの開発に取り組みました。

  言語は未経験のVisual C++。実装するアルゴリズムは海外の大学との共同研究によって開発された最新のもの。ハードルはとにかく高かった。でも全く苦にはなりませんでした。好きな世界でしたから。

石川:そこからまた転職されたわけですが、これは当初の予定通りだったわけですよね。

宮脇さん:はい。そのロボット開発プロジェクトで新しい技術の追求がひと段落し、あとは実用化に向けて微調整するフェーズに入りました。ちょうど2年の月日が経ち、自分としては技術や知識が修得でき自信がついたので、予定通り次のステージに進むことにしました。それに結婚するということもあり、派遣のような形態にピリオドを打ついい時期だとも思いましたね。

石川:次の会社はITS関連も手がけている通信機器メーカーで、立場も仕事も理想のはずだったのですが……想定外の問題が発生したようですね。

宮脇さん:はい。転職先は自動車間の無線通信を利用した動画伝送システムを開発している会社。そこなら私の画像処理技術を生かせると思い、転職先に選びました。しかし、事業部で突然方針が変更となり、それまで中心だった画像処理システムの開発は一時中断。再開の目処もなくなり、無線機の新機種開発が最優先事項に。私も一から無線技術を勉強することになりました。

  そのとき強く感じたのは、ついこの前まで楽しく仕事をしていた自分と、無線という全く畑違いの技術を仕方なく学ぼうとしている自分の大きなギャップ。せっかく楽しいと思える仕事があったのに、それを捨ててまで無線の道を選ぶ必要があるのかと。「画像処理に携わりたい」という気持ちを抑えながら今の業務を続ける事はできない。そう思いましたね。

石川:そこで私どもリーベルとの出会いにつながったのでしたね。

宮脇さん:もし、また会社を変えるとなると短期で転職を繰り返すことになり、そこに大きな不安を感じていました。友人に胸のうちを明かすと、リーベルの石川さんなら、損得を考えずに、思ったことを言ってくれるから参考になると言われたので、すぐに連絡を取ったわけです。石川さんは『短期転職については、あなたの想いが明確であれば企業はぜんぜん気にしない』と言われて、救われた思いがしました。背中を押してもらい、私は再度、転職に臨むことにしました。

“まだ見ぬ世界”から“今ある世界”へ

  今回の転職では「高度な画像処理に携わること」をテーマに、ロボットや車に範囲をとどめず、幅広く自分の技術を生かせる分野を探した。リーベルとも相談しながら進めた結果、医療分野という新しいフィールドが見つかった。

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石川:実際の転職活動で短期転職は問題ならなかったですよね。

宮脇さん:そうですね。今回入社したオリンパスソフトウェアテクノロジーでも、自分の想いや熱意は理解してもらえましたし、障害は全く感じませんでした。オリンパスソフトウェアテクノロジーは医療ソリューションの開発などに強みを持つ会社。この会社を選んだのは、画像処理を伴う仕事を幅広く捉えた結果ですね。医療分野では内視鏡手術で病変部を見分けたり、切除する箇所をナビゲーションするために画像処理技術が不可欠で、自分の技術が役立つシーンがイメージしやすかった。

石川:9月から実際に働きはじめているわけですが、いかがですか?

宮脇さん:医療の専門用語はまだ勉強が必要ですが、技術的には共通する部分が多く、過去の経験を生かしながら自分の幅を広げていけそうです。実際にも、既に内視鏡における画像処理システムの開発に取り組んでいます。本当に今は怖いくらいに幸せというか、満足感でいっぱいです。

石川:医療にはロボットとは違った可能性がありますよね。

宮脇さん:ロボットはまだ見ぬ世界を思い描いて進めていく仕事。でも、医療は、今ある世界に必要なことを追及していく仕事だと思います。夢を追うロボットとは違う、本当に世の中に必要とされ、社会の役に立っていると感じられる魅力がここにはあります。

  ロボットや車に限定せず、医療分野に目を向けたら、画像処理に携われる新たな道が開けた。今はそんな風に感じているんですよ。やりたいことが明確であれば、自分に合った会社は必ず見つかるものだと改めて感じましたね。

石川:宮脇さんは、自分のやりたい技術を持っているという点でエンジニアとしては非常に幸せな方だと思います。そしてそれを実現するための方法として転職を活用したということを、是非、若いエンジニアの方は参考にして欲しいですね。

本日はありがとうございました。

ライター プロフィール

高橋 学(たかはし・まなぶ)

1969年東京生まれ。幼少期は社会主義全盛のロシアで過ごす。中央大学商学部経営学科卒業後、1994年からフリーライターに。近年注力するジャンルは、ビジネス、キャリア、アート、消費トレンドなど。現在は日経トレンディや日経ビジネスムック、ダイヤモンドオンラインなどで執筆。

◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『「場回し」の技術』(光文社)など。

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