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株式会社オージス総研 | 注目企業インタビュー

オブジェクト指向技術を看板に急成長 “モデルベース開発”を担う人材を求む | 株式会社オージス総研

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株式会社オージス総研

設立:1983年
資本金:4億円
売上高:270億円(2005年度)
従業員数:1118名(2006年4月現在)

  ここ数年、ソフトウェア開発の現場で急速に普及してきた「オブジェクト指向」「UML」。オージス総研は、今や主流となったこの開発手法に、1990年代初め頃いち早く目を付け、企業への導入を積極的に推進。現在、オブジェクト指向およびUMLを用いた情報化戦略立案やシステム構築、システム運用などのトータルソリューションの分野では、自他共に認めるリーディングカンパニーとなった。

  しかし、最近では競合他社が増加するなどビジネス環境はより厳しさを増す。同社では2006年から差別化と事業拡大のための新たな方針を打ち出し、それに伴う人員増強に注力している真っ最中だ。オージス総研が掲げる次なる成長のための方策とは何か。また、どのような人材を求めているのか。オージス総研人事部人材開発チームの村上孝治氏に聞いた。

東京の受注高は毎年20%拡大

人事部 人材開発チーム 村上孝治氏

  「オブジェクト指向(※1)やUML(※2)などにより、『技術のオージス総研』という有難い評判が定着してきました」と、オージス総研の歩みを振り返り、村上氏は胸を張る。20年以上前に大阪ガスの情報システム部門が独立して子会社としてスタート。1990年前後にオブジェクト指向を次世代のキーワードとして捉え、その研究や製品販売、システム開発に注力してきた。その方向性は時代の最先端を走っていたが、あまりに斬新であり、ビジネス拡大に結びつかない状況が続いた。

  しかし、UMLの標準化やJavaの普及が起爆剤となり、オブジェクト指向は徐々に認知が広がる。そして、2003年に一気に普及期を迎え、研究や実装経験で他社よりアドバンテージを持っていたオージス総研は成長街道を駆け抜けた。

  東京では、製造や金融などの大手企業、本社がある大阪では、親会社の大阪ガスや警察、消防、鉄道などの公共分野の大企業を中心に続々と導入が進み、中規模、大規模システムの開発・運用実績を積み上げていく。特に東京では、受注高が2002年約40億円、03年50億円、04年60億円、05年70億円と、毎年約20%の伸びという目覚しい成長を遂げた。

2006年から”モデルベース開発”を輪に

  ビジネスは順風満帆である。だが、オージス総研にも課題はあった。1つは競合他社の参入。大手メーカー系企業がオブジェクト指向に力を入れ始め、競争は激化の様相を呈している。そして、もう1つがユーザー企業の組織の変化である。情報部門の人員を削減する企業が増え、購買部門や生産管理部門と直接交渉する機会が増加。そういった部署にオブジェクト指向の優位性を訴えても、伝わらないケースが目立ち始めていた。

  そこで、2006年、開発手法の改革に向けた大きな方針を打ち出す。それが「モデルベース開発の推進」である。モデルベース開発とは、簡単に言えば、ユーザー企業のビジネスモデルをシステム開発の中心に置き、それを最適な技術でシステムに落とし込んでいくという手法である。つまり、技術ではなく、ビジネスモデルありきで考える、一段上位からのシステム開発となる。

  これにより、競合他社との差別化が図れ、非情報部門への訴求力も増す。引いては、「大規模元請案件受注の拡大」、「オージス総研のブランド力の更なる向上」という波及効果を生むと同社では踏んでいる。「現在、グループ会社の受注規模は約320億円だが、数年後には500億円まで伸ばしたい」と、村上氏は改革の成果に期待を寄せる。そして、現在、オージス総研では、事業規模拡大のために積極的な中途採用活動を進めているのだ。

オープン系、組込み系で中途採用

  中途採用の重点職種は2つある。1つは、オブジェクト指向を用いたオープン系アプリケーション開発分野だ。SE、プロジェクトマネージャー/リーダー、システムコンサルタント、アーキテクトなどを募集。基本的にはどの職種もオブジェクト指向技術による開発経験を必要スキルとして設定する。

  もう1つが、オブジェクト指向による組込みソフトウェア開発分野である。現在、組込みソフトウェア開発の現場では、開発期間短縮の要請を受け、生産性の更なる向上が求められている。そのため、オブジェクト指向で機能ごとに分けて開発し、機能の追加や改良の際には、該当するオブジェクトだけにプログラムの修正を加えることで、ソフトウェア開発の生産効率の向上を図る動きが広がっている。

  しかし、導入コンサルティングサービスを提供しているSIerはオージス総研の他1社くらいで、「自動車、通信機器、FA関連など各メーカーからの引き合いが非常に強い」(村上氏)。そのため、オージス総研では人員増強を急ぐ。募集職種は、SE、システムコンサルタント、組込み系技術営業などで、組込みソフトの開発経験があれば、必ずしもオブジェクト指向開発の経験は問わない。

  一方、全ての職種に共通して求められる資質では、「いいソフトウェアを作りたい、システム開発の技術を高めていきたい」というマインドを持っていることを重視。また、コミュニケーション能力も重要なスキルに挙げる。「ユーザー企業の非情報部門の部署、つまり、システムに詳しくないお客様相手の案件が今後増えていく。技術や言語の壁を越えて、ニーズをしっかりシステムに落とし込むためのコミュニケーション能力は必須」と村上氏は指摘する。

充実の教育制度と研究心溢れる社風

人事部 人材開発チーム 村上孝治氏

  入社後は、そうした資質はさらに磨きがかけられる。その仕掛けの1つが充実した教育制度である。制度は人事部、ITスキルセンター、プロジェクトマネジメントオフィスの3つの教育部門が連携を取りながら進める。

  人事部では、論理思考力、コンサルティングスキルを磨くための研修を用意。ITスキルセンターは、UMLやモデリングなどの技術を社内外で勉強する機会を設け、資格取得も支援する。プロジェクトマネジメントオフィスは、プロジェクトマネジメント能力強化のための研修を実施する。

  研究熱心な社員が多い独特な雰囲気もスキル向上の引き金となる。社内の机の至るところに様々な専門書が山積みにされ、社員同士が議論を戦わせている光景は日常茶飯事。勉強会も自発的に開催され、技術的な問題に対する意見、考え方を交換する。「とにかくいいシステムを開発したい、いいものを作りたいという人間が多い」と村上氏は指摘する。

  約1100人の社員中、中途採用者は約300人で、全体の3割。「中途採用か新卒採用か」という点を気にする雰囲気は皆無であり、互いの技術に注目し、高ければ認め合うという社風が根付いているという。また、プロジェクトは数千万円から数億円のものがメインで、年齢や勤続年数に関係なく、かなりの権限を与えられるそうだ。最先端のシステムを自らの手で生み出したい意欲の持ち主にとって、オージス総研は理想的な職場と言えるだろう。

【語句説明】

※1)オブジェクト指向
ソフトウェアの開発技術の1つ。システムをオブジェクトの集合と捉えたり、オブジェクトの振る舞いをプログラムで記述するなど、全てをオブジェクトという単位で捉える。大規模、複雑化するソフトウェア開発で開発効率をアップさせる技術をして注目を浴びている。

※2)UML

オブジェクト群の構造やオブジェクト間のメッセージのやりとりなどを図(ダイアグラム)で表したものをモデルと呼び、モデルの描き方のルールを定めたものを表記法という。UMLは従来乱立していた表記法を統一、標準化したもので、1997年にOMG(Object Management Group:オブジェクト指向の標準化団体)が標準表記法として採択。以来、表記法のデファクトスタンダードとなっている。オージス総研は、1998年にUML技術者認定制度を創設するなどUMLの普及活動を推進、同制度は2003年から特定非営利活動法人「UMLモデリング推進協議会」に移行。

リーベルキャリアコンサルタントから一言

「オブジェクト指向」、「UML」といえばオージス総研です。

「アーキテクト指向」のエンジニアの皆さんが希望する企業の中で、総合的なシステムインテグレータはオージス総研のみではないでしょうか?ITアーキテクトを目指すエンジニアには、最高の環境があると思います。

幅広いポジションで募集がありますので、興味のある方は是非チャレンジしてください。

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